ノート:福音書

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共観福音書[編集]

共観福音書」という言葉の意味ですが:

「三書は、共通の記事(並行記事)が非常に多く、これらを「視点を共有する」という意味で共観福音書と呼ぶ。」でいいのでしょうか?
(他のサイトを見たところ、一緒に読むべき福音書だから共観福音書云々という説もありましたが、これは本末転倒でありましょう。)
マルコ、マタイ、ルカの3福音書には非常に似た部分が多く、聖書学者がこれらの本文を対比できるような表(共観表 Synopsis)を作ったので、共観福音書と呼ぶ、という説を読みました。マルコの661節のうち、606節がマタイと、320節がルカと共通する内容だということです。

詳しい方の解説を待ちますが、とりあえずコメントアウトしました。("「視点を共有する」という意味で"という箇所はGoogleでも上位に表示されるので非常に気になりました。)--忠太 2004年11月14日 (日) 05:00 (UTC)[返信]

ああ、それはですね、「視点を共有して」書かれた……なーんてことは全くございません。先に書かれて流通していたマルコ福音書の考え方(イデオロギー)に反発して書いたマタイ・ルカの執筆者ならば「視点を共有して」などと言われると激怒なさるのではないかと思います(苦笑)。この共観福音書 (Synoptische Evangelien) という考え方は、歴史上残されている史料によれば、ドイツの聖書学者グリースバッハ(1745 - 1812、ドイツ語: Johann Jakob Griesbach、英語: Johann Jakob Griesbach)がはじめて考案したとされているもので、マルコ・マタイ・ルカの類似性や、並行記事の多さに着目して、三つの福音書の対観表 (Synopsis) を作っています。「……という説」とはおそらくこのグリースバッハのことでしょう、新約聖書を学ぶとき必ず出てくる名前ですから。そのはるか後に盛んになって精密化した新約聖書の正文批判(ドイツ語: Textkritik)の過程で、Q資料(これはあだ名です)の存在が推定されるに至ったわけです。「推定」と申しましたが、確度が高いため定説となっており、また新約聖書の他の文書と違ってアラム語で書き下ろされたメモのようなものだとも推定されています。ちなみに最新の共観表はこれもまたドイツの聖書学者で、現代正文批判の代表者ともいえるクルト・アーラント (Kurt Aland, 1915 - 1994) の著作 Synopsis Quattuor Evangeliorum. Locis parallelis evangeliorum, apocryphorum et patrum adhibitis (1963, ISBN 3438051303) が著名です。それはともかく、そもそも "Synopsis" を「共観」などと訳したために生じた明白な誤解ですから、コメントアウトは妥当だと感じました。
- Opponent 2006年3月30日 (木) 08:04 (UTC)[返信]

四資料仮説?[編集]

四資料仮説とは耳慣れぬ言葉ですが…。Google検索したところ、モーセ五書の成立に関わる四資料仮説というのがあるようですが。それによると、J(ヤハウェ)、E(エロヒム)、D(申命記)、P(祭司)の4つだそうです。 --忠太 2006年4月27日 (木) 12:22 (UTC)[返信]

中世以降の福音書?[編集]

偽書まで書く必要はあるのか? --忠太 2006年7月13日 (木) 12:41 (UTC)[返信]
これは正典の記事ではありませんから逆に必要事項です。偽書とわかるように書いてあればいいでしょう。ていうか、偽書を弾いたらなにも残らない。今売り出し中のユダ書についてもそのうち誰かが書きますよ。LR 2006年7月13日 (木) 14:19 (UTC)[返信]
ユダの福音書については記述があります。「バルナバによる福音書」は偽書でよいのでしょうか? --忠太 2006年7月13日 (木) 15:11 (UTC)[返信]
ユダ書についてはそうでした(笑)。バルナバ書は偽書贋作かという偽書記事での議論をここで行っても、やはりこれは偽書です。バルナバといえば、使徒言行録にてパウロに同行し後に喧嘩した人物と誰でも思います。LR 2006年7月13日 (木) 22:41 (UTC)[返信]

キリスト教の礼拝・典礼儀式における福音書 について[編集]

ここに書かれているほど(起立を求められるなど)、聖書中のほかの書物に比べて特別視されているとは思えません。 また、福音書の朗読も聖職者や教職者がするという慣習も特に無いように思います。 司会や説教などの奉仕をすべて聖職者や教職者のみで行うような教会は別ですけれど。

エウアンゲリオンとの統合に関して[編集]

エウアンゲリオン福音書への統合を提案します。理由はWikipedia:ページの分割と統合#ページの統合の『統合すべき場合』に当てはまるため。具体的には、『同一の概念や事物に関して、不注意などにより、別名でページが作られた場合』に該当するため。エウアンゲリオンの記事の中で、エウアンゲリオン=福音・福音書 と明記されていることからも、2つはほぼ同一の概念であることがわかります。またエウアンゲリオン=Gospel=福音書であることからも、記事が重複していることがわかります。--Annogoo 2007年11月15日 (木) 08:06 (UTC)[返信]

統合しました。--Annogoo 2007年11月29日 (木) 09:41 (UTC)[返信]

共観福音書の問題[編集]

共観福音書に問題があるとする共観福音書の問題を福音書の項目に記述する理由が不明であり、また出典も無いため、多言語リンクをもつ「共観福音書の問題」に分割しました。--Evangelical 2010年5月15日 (土) 11:11 (UTC)[返信]