ノート:十七世神
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改名提案
[編集]神名の漢字表記は文献・伝承によって複数存在するため、十七世神に関する神の各個別ページを以下のように片仮名表記へ改名することを提案します。1週間経過して反対意見が出なければ、その後改名を実施します。--Yukuri-shepherds(会話) 2024年8月21日 (水) 01:20 (UTC)
- 八島士奴美神→ヤシマジヌミ
- 布波能母遅久奴須奴神→フハノモヂクヌスヌ
- 木花知流比売→コノハナチルヒメ
- 深淵之水夜礼花神→フカフチノミズヤレハナ
- 日河比売→ヒカワヒメ
- 淤美豆奴神→オミヅヌ
- 天之都度閇知泥神→アメノツドヘチネ
- 天之冬衣神→アメノフユキヌ
- 布帝耳神→フテミミ
- 布怒豆怒神→フノヅノ
- 刺国若比売→サシクニワカヒメ
- 鳥鳴海神→トリナルミ
- 鳥取神→トトリ
- 八島牟遅能神→ヤシマムヂ
- 国忍富神→クニオシトミ
- 葦那陀迦神→アシナダカ
- 多比理岐志麻流美神→タヒリキシマルミ
- 遠津山岬多良斯神→トオツヤマサキタラシ
--Yukuri-shepherds(会話) 2024年8月21日 (水) 01:20 (UTC)
- 以下の二神も追加します。
- --Yukuri-shepherds(会話) 2024年8月21日 (水) 01:53 (UTC)
- 反対 日河比売、八島牟遅能神、多比理岐志麻流美神など、記事を確認しても漢字表記が複数存在することが示されておりませんので、根拠を欠いております。--こやまひろ(会話) 2024年8月21日 (水) 17:14 (UTC)
- 返信ありがとうございます。
- 国立国会図書館デジタルコレクションで検索すると、日河比売は以下の資料などで日河姫としているのが確認できます。
- → https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/951572/1/83
- 八島牟遅能神は以下の資料のように能が省かれている表記や、島が嶋となっている表記があります。
- →https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1049409/1/125
- →https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1102381/1/44
- 多比理岐志麻流美神は以下の資料が多比理岐志摩流美神としている他、多比理伎志摩流美神で『菰野町史』下巻がヒットします。
- →https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1913571/1/116
- 今回改名提案を出した神名の漢字表記を挙げると以下のようになります。
- ヤシマジヌミ→八島士奴美、八嶋士奴美
- フハノモヂクヌスヌ→布波能母遅久奴須奴、布波能母遅久奴湏奴
- コノハナチルヒメ→木花知流比売、木花知流比賣、木花散姫
- フカフチノミズヤレハナ→深淵之水夜礼花、深渕之水夜礼花、深淵水夜禮花
- ヒカワヒメ→日河比売、日河比賣、日河姫
- オミヅヌ→淤美豆奴、意美豆努、意美豆怒
- アメノツドヘチネ→天之都度閇知泥、天之都度閉知泥
- アメノフユキヌ→天之冬衣、天布由伎奴
- フテミミ→布帝耳、布弖弥美
- フノヅノ→布怒豆怒、布怒都怒、布努豆努
- サシクニワカヒメ→刺国若比売、刺國若比賣、刺国若姫、刺國若姫
- トリナルミ→鳥鳴海、鳥成耳
- トトリ→鳥取、鳥耳、鳥甘
- ヤシマムヂ→八島牟遅、八嶋牟遅(能なし)
- クニオシトミ→国忍富、國忍富、國忍冨
- アシナダカ→葦那陀迦、葦那陁迦
- タヒリキシマルミ→多比理岐志麻流美、多比理岐志摩流美、多比理伎志摩流美
- トオツヤマサキタラシ→遠津山岬多良斯、遠津山岬帯
- ヒナテリヌカタビチオイコチニ→日名照額田毘道男伊許知邇、日名照額田毗道男伊許知迩
- アメノヒバラオオシナドミ→天日腹大科度美、天日腹大科戸美
- これらの漢字表記は国立国会図書館デジタルコレクションでの検索結果の他、以下の資料及び大学の学術的研究に基づいたwebサイトを確認しました(※一部は神社庁が公式サイトで公開している神社の祭神名も参考にしています)。
- 倉野憲司、武田祐吉 校注『古事記・祝詞』岩波書店〈日本古典文学大系 1〉、1958年6月5日。ISBN 4-00-004486-9。
- 山口佳紀、神野志隆光 校注・訳『古事記』小学館〈新編日本古典文学全集 1〉、1997年6月20日。ISBN 4-09-658001-5。
- 中村啓信 訳注『新版 古事記 現代語訳付き』KADOKAWA〈角川ソフィア文庫〉、2009年9月25日。ISBN 978-4-04-400104-9。
- 西宮一民 校注『古事記』新潮社〈新潮日本古典集成(新装版)〉、2014年9月25日。ISBN 978-4-10-620801-0。
- 神名データベース – 國學院大學 古典文化学事業
- ご指摘の通り、改名提案の前に別名を全て記事へ加筆しておくべきでした(今回は改名後または改名提案撤回後、編集に取り掛かることにします)。疑問点がありましたらまた返信よろしくお願いします。
- --Yukuri-shepherds(会話) 2024年8月22日 (木) 00:28 (UTC)
- 改名に賛成の事例と反対の事例、未検討の事例がありますのではじめに一般論を述べます。そもそも改名に適さない場合は以下のような場合があります。
- 出典が誤植の場合。これにあてはまるのは『菰野町史』下巻の事例だと思われます。国立国会図書館デジタルコレクションで検索しても「多比理伎志摩流美神」の表記をしている資料は他にないので誤植という推測がはたらきます。
- 活字の都合による異体字の使用などによる場合。神名間に異体字という違いしかない場合には、原典と出版物で字体を変更した可能性があります。「富」と「冨」、「国」と「國」、「礼」と「禮」などはまさしく異体字ですし、「湏」も本来「ス」とは読めない漢字なので、「須」の異体字とみるべき場合があるかと思います。活字の都合で異体字を使っているとか、原典では旧字体だが出版物では新字体を使っているなどの場合、改名には適しません。
- 漢字表記は複数あるが、各カタカナ表記と漢字表記が1対1で対応している場合。これは「鳥取神」「鳥耳神」が該当します。いずれの表記の写本・出版物も確認できますが、読み方は「鳥取神=トトリノカミ」「鳥耳神=トリミミノカミ」で1対1で対応しています。カタカタ表記には資料同士を平等に扱うという意味があったところ、鳥取神をトトリに改名してもその目的は達成できないので改名に適さないと思われます。
- 信頼できる情報源でない場合。これは日河姫の例として提示いただいた鷲尾慶輔『国祖の研究』が該当します。緒言で著者は歴史学や文献学の専門教育を受けていないことを述べていますし、後付に非売品とあり自費出版である可能性が高いようです。専門家以外の人の手による場合、原典から書き換えまたは書き間違いということがあり得ます。
- このように書き連ねると、改名のハードルが高いようにも思われるかもしれませんが、布帝耳と布弖弥美のように出所がはっきりしている場合は特段問題がないと思います。ご提示いただいた信頼できる情報源中で、「○○では××という表記だが、□□では△△と表記されている」と記述されていれば充分です。専門家による文献の場合、表記を改めた箇所がある場合、その旨表示することが多いので、単に出版の都合で異体字に改めただけなのかはその点に注意いただけるとよろしいかと存じます。
- ひとまず、『粟鹿大明神元記』『先代旧事本紀』など別名の出所が明らかなものについては 賛成 といたします。
- コメント このように記事ごとに異なる事情がある場合、改名の賛否も個別にせざるを得ませんので、同一出典を根拠として複数記事を改名するとか、複数の記事間で呼称の統一が図られる必要があるなどの場合を除いては、複数の記事に関する改名提案および議論を単一のページで行うことはお勧めできません。 --こやまひろ(会話) 2024年8月24日 (土) 12:20 (UTC)
- 中止 再度返信ありがとうございます。
- コメントに頂いた通り、十七世神の関連記事をまとめて改名するのではなく、個別の記事において改名の妥当性をそれぞれ検討した方がより適切だと判断したため、今回の改名提案は一旦中止することにします。今後、信頼できる情報源に掲載されている別表記を充分調査したうえで、複数の漢字表記が確認できる神のみ、該当記事のノートで再度改名提案を出そうと考えています。
- ご教示してくださり誠にありがとうございました。 --Yukuri-shepherds(会話) 2024年8月24日 (土) 13:03 (UTC)
- 改名に賛成の事例と反対の事例、未検討の事例がありますのではじめに一般論を述べます。そもそも改名に適さない場合は以下のような場合があります。
- 反対 日河比売、八島牟遅能神、多比理岐志麻流美神など、記事を確認しても漢字表記が複数存在することが示されておりませんので、根拠を欠いております。--こやまひろ(会話) 2024年8月21日 (水) 17:14 (UTC)