ノート:なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

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補足ついて、「杉の柩」の犯人も逃亡に成功しているのでは?また脚注に関してですが、逃走、自殺などのケースやその具体的な作品名を挙げるのなら「無実はさいなむ」や「ポケットにライ麦を」のように犯人は判明し、近いうちに逮捕されるだろうが作品完結時点では逮捕されていない作品に関しても記述するべきなのでは?そして、「五匹の子豚」で犯人が捕まってないのは時効だからではなく、状況証拠のみで物的証拠が残っておらず、また犯人の身分のことを考えれば検察も、わざわざ過去の事件を蒸し返すようなことはしないだろう、というようなポアロの発言があります。ついでに細かいことを言うようですが、犯人が指摘された時点で犯人がすでに死亡しているのは、「象は忘れない」だけでなく、「物言えぬ証人」もです。なので、”「象は忘れない」など”、という風にするべきなのではないでしょうか?あと、これをいったら元も子もないかもしれませんが、犯人が生きたまま自ら投げることに成功したのは云々のくだりは必要なのでしょうか?--211.135.190.105 2017年7月6日 (木) 06:11 (UTC)[返信]

「補足」の「作者長編作品中で、主犯が生きたまま自らの手で逃げおおせることに成功しているのは、『茶色の服の男』と本作のみである」を記載したエヴァンズの秘書会話)と申します。211.135.190.105さんの上記ご指摘のうち、まず最も重要な最後の「犯人が生きたまま自ら逃げることに成功したのは云々のくだりは必要なのでしょうか?」につきましては、特筆性があるものと考えて記載しました。
作者の作品は、基本的に殺人=悪事としてこれを逃さないスタンスで、ラストでは犯人が捕まる、あるいは捕まらないまでも(自殺や事故などで死亡するものも含めて)その犯行が明らかにされるのが大半なのに対し、66長編のうち主犯が生きたまま自らの手で逃げおおせることに成功しているこの2作品は非常に特異な例外で、その特異さゆえに特筆性があると判断しております。ご理解のほどお願いいたします。
後の記載につきましては、『杉の柩』は犯人が法廷から逃走したというだけで逃げおおせることに成功した記述はありません。犯人の素性を明らかにするために、ニュージーランドから証人を呼び寄せる手はずを調えたポアロのことですから、犯人の逃亡を阻止する手配も済ませているものと推測されますので、その次の「『無実はさいなむ』や『ポケットにライ麦を』のように犯人は判明し、近いうちに逮捕されるだろうが作品完結時点では逮捕されていない作品」に該当するものと思われます(これには『バートラムホテルにて』も該当しますね)。
この「犯人は判明し、近いうちに逮捕されるだろうが作品完結時点では逮捕されていない作品」も記述すべきではないかとのご指摘につきましては、「主犯が生きたまま自らの手で逃げおおせることに成功している」の「脚注」には必要がないと考えて記載しておりません。この「脚注」の主眼は「主犯が生きたまま自らの手で逃げおおせることに成功している」とは異なる理由で主犯が逮捕されない作品とその理由を挙げることにあり、「作品完結時点では逮捕されていない作品」であっても「犯人は判明し、近いうちに逮捕されるだろう」ことから、「逃げおおせることに成功」しておらず「主犯が逮捕されない作品」には該当しないと判断しております。それでも厳密に「犯人は判明し、近いうちに逮捕されるだろうが作品完結時点では逮捕されていない作品」も記述すべきであるとのお考えであれば、適切な範囲で加筆なさってください。
五匹の子豚』につきましては、時効によるものとしたのは私の思い違いで、ご指摘いただいたとおりですので、簡潔に「過去の事件で逮捕するには証拠が揃わない」と修正しました。不足であれば加筆をお願いいたします。
犯人が指摘された時点で犯人がすでに死亡しているのは、『象は忘れない』だけでなく、『もの言えぬ証人』もですとのこと、ご指摘どおりです(『カーテン』もですね)ので、「『象は忘れない』など」と追記しました。
以上、ご確認ならびにご理解のほど、よろしくお願いいたします。--エヴァンズの秘書会話2017年7月6日 (木) 21:37 (UTC)[返信]