ノヴォシリ

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ノヴォシリの紋章

ノヴォシリ(ノヴォシーリ、ロシア語: Новоси́ль, Novosil)はロシアオリョール州の北東部にある都市。オカ川の右支流ズシャ川(Зуша)の右岸に建ち、周囲は中央ロシア高地である。州都オリョールからは東へ70キロメートル。人口は4,017人(2002年国勢調査1989年ソ連国勢調査では4,198人)。2005年の推計では3,900人ほど。

歴史[編集]

1155年の記録には、この町はイティルという名で初出している。当時はチェルニゴフ公国の要塞であった。チェルニゴフ公国の崩壊後、14世紀にはオカ川上流公国群に属する小さな公国(ノヴォシリ公国)の首都となった。15世紀にはリトアニア大公国の支配下に置かれたが、15世紀の末にモスクワ大公国が奪った。以後17世紀頃まで、ノヴォシリはロシア・ツァーリ国の南部の国境を守る要塞であった。

1777年には市の地位を与えられ、トゥーラ県の下にある郡の中心となっている。しかし主要な交通路が通らなかったため、その後はあまり発展しなかった。

独ソ戦中の1941年11月13日ドイツ国防軍に占領され、1941年12月27日赤軍ブリャンスク戦線により解放された。

文化[編集]

ノヴォシリには18世紀19世紀の建物がいくつか残る。18世紀末に建てられた神の母聖堂(собор Божией Матери)、1802年に建てられたカザンの生神女聖堂(Казанская церковь)、および19世紀の石造の民家などである。

ノヴォシリ地区のゴルン村は、ロシアの大貴族ガリツィン家の地所のあった場所である。

経済[編集]

ノヴォシリは農業地帯のただなかにあるため、食品工業が中心となっている。

最寄り駅は、1870年に開通したオリョールエレツグリャージを結ぶ鉄道上にあり、市街地からは14km離れている。

外部リンク[編集]

座標: 北緯52度58分 東経37度03分 / 北緯52.967度 東経37.050度 / 52.967; 37.050