ドンブラ

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ドンブラは、カザフ民族楽器である。

概説[編集]

ドンブラ

ドンブラは二弦撥弦楽器であり、二弦擦弦楽器コブズにならぶ、カザフの代表的な民族楽器である。を直接指ではじいて演奏され、単奏あるいは叙事詩を歌う伴奏に用いられる。 ドンブラの演奏には、キュイあるいはキュと呼ばれる、曲の注釈となる伝説を有し、演奏者が演奏に先だって伝説を語るスタイルがある。歌はアンと総称され、歌い手が伴奏しながら歌う。 カザフスタン西部では二弦を高速で演奏し、中・東部では一弦をゆっくりとしたテンポで演奏する地方様式がある。 アクンと呼ばれる語り手によって、叙事詩が歌われ、ドンブラが演奏される。

歴史[編集]

演奏者は伝統的に男性であったが、19世紀後半から女性の演奏者も現れるようになった。 クルマンガズ(1806年?-1879年?)のキュイが、現在70曲ほど伝えられている。

参考文献[編集]