トラックマン (ゴルフ用具)

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トラックマン 2014年3月15日、世田谷区、弦巻ゴルフ練習場にて撮影。

トラックマン(TrackMan)とは、2003年デンマークのTRACKMAN社が開発した、ゴルフ用弾道計測器。もともとは軍事用に使用されていたドップラーレーダー式弾道追尾システムであり、ドップラー効果を利用して計測をおこなっている。従来のカメラ測定式に比べ、極めて高価である。USPGAツアー欧州PGAツアーでの公式計測器となっている。

解説[編集]

トラックマンはヘッドスピード、ボール初速、スピン量、それに飛距離などを26のパラメーターで測定が可能である。トラックマンの需要は、年々増加している。アメリカ国内でも350を超える施設で認可され、大学のプログラムでも使用されている。タイガー・ウッズは、「実際に使用すれば、このデバイスの信憑性を実感すると思う。ゴルフでは、自分がやっていると感じることを実際に実行できていない場合が多い。もしスイングを改造すれば、僅かながら変化が生じる。それでインパクトの瞬間に何をしているか理解するようになるし、ボールへのパフォーマンスに還元できるようになる」と述べている。[1]

もともとは、弾道ミサイル迎撃用の「パトリオット」の開発で、弾道を解析するために生まれた、軍事用レーダーにも使われる装置から、開発された製品である。

従来品は初速(ボールスピード)と打ち出し角度から飛距離を予測しているものが多かったが、本器は打ち出しから着弾までを追尾計測しているため、精度が高く[2]、飛距離の誤差は100ヤードで30センチ以下である。練習場、アウトドア(ゴルフ場)、インドアでの使用が可能。なおボールスピードをクラブスピードで割った数値が、ミート率となる。現在、R&A公認ドライバーボールを使用した場合、最大数値が1.49とされている。このミート率を上げる事は、ドライバーショットの飛距離アップに繋がる。

松山英樹もプライベートで購入している[3]

プロ野球(NPB)への導入[編集]

2014年、東北楽天ゴールデンイーグルスが最初に導入したのをはじめ3球団を除き導入されている[4][5][6]

脚注[編集]

  1. ^ “トラックマンデバイスがゴルフを変える”. (2014年7月02日 http://news.golfdigest.co.jp/news/pgaofcl/pga/article/51357/1/?ptn=140708b) 
  2. ^ “ホリエモンのコレいいかも! 第37回 PGAツアーでも採用されている本格派計測器”. (2014年01月31日10時00分 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/197/197589/) 
  3. ^ “松山英樹の新兵器 プライベート弾道計測器を導入”. (2014年08月27日12時05分 http://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/52405/1/) 
  4. ^ 【スポーツを科学する#1】トラックマンに近いデータを取れるボール
  5. ^ <楽天の挑戦>自動追尾 投球丸裸に
  6. ^ 「切れ」「伸び」が数字で見える 最新測定器が球界に浸透中

関連項目[編集]

外部リンク[編集]