トシェビーチ

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トシェビーチ(Třebíč)
トシェビーチの市旗  トシェビーチの市章
位置
Map cz Třebíč kroton.svg
情報
: トシェビーチ郡
緯度: 北緯 49°13'
経度: 東経 15°52'
標高: **m
面積: 405  km2
人口
 - 合計
 - 人口密度

約38 878 人
  人/km2
郵便番号: 674-02
市外局番:
市長: Pavel Janata
公式サイト: http://www.trebic.cz/

トシェビーチチェコ語Třebíčドイツ語Trebitschトレービチ)はチェコヴィソチナ州トシェビーチ郡の都市。人口は約4万人でイーフラヴァ川の近くに位置する。

略年表[編集]

市街区[編集]

  • ボロヴィナ(Borovina)- 526戸、5864人
  • ブディーコヴィチェ(Budíkovice)-61戸、199人
  • ホルカ・ドムキー(Horka Domky)-1158戸、7788人

人口の増加[編集]

1970 1980 1991 2001 2003
人口 22 555 29 017 38 355 39 021 38 785

交通[編集]

トシェビーチでは1871年から1886年までオムニバスと呼ばれる乗合自動車が都市交通機関として機能していた。今日のトシェビーチ市内には幹線道路(I/23およびII/360)が走っており、ブルノからイーフラヴァへの鉄道乗換駅ともなっている。鉄道駅はトシェビーチ駅とトシェビーチ・ボロヴィナ駅がある。このほか、バスターミナルもある。

文化[編集]

聖プロコピウス聖堂

世界遺産[編集]

ユダヤ人地区、ユダヤ人墓地、聖プロコピウスのバシリカ(聖プロコピウス聖堂)がユネスコ世界遺産に登録されている。

聖プロコピウス聖堂は、後期ゴシック様式の特徴を備え、5枚のがく片と5枚の花弁をもとに表現された薔薇窓はゴシック様式の三つ葉や四つ葉、生命の輪、聖母マリアのシンボルなどと対照をなしている。

聖堂は12世紀初頭、ベネディクト会修道院として設立された。経済的に恵まれたこの修道院の存在が周辺地域の商業化につながり、都市トシェビーチの成立につながった。修道院の建物はヴァーツラフ1世の時代および15世紀末に改築が行なわれている。16世紀前半期には修道院の一部が城となり、のちのバロック様式に改修された。18世紀はじめにはチェコの建築家であるフランチセク・マクシミリアン・カニュカ(Frantisek Maxmilian Kanka)によって、窓を拡張し、控え壁を加え、南西の塔の再建、ゴシック風バロック様式による2つの塔を備えた新たな西正面部分といった聖堂の改築が行なわれた。

1990年、イーフラヴァ川の両岸にわたるトシェビーチの歴史地区は保護地域に指定された。この地域には、ユダヤ人地区をはじめ、聖プロコピウス聖堂、城、庭などが含まれている。

祭り[編集]

  • トシェビーチ演劇祭(Divadelní Třebíč)- アマチュア演劇祭。
  • Šamajim - ユダヤ文化祭。
  • トシェビーチじゃがいも祭(Bramborobraní)- 民族文化祭。
  • ユネスコ記念祭(Oslavy Unesco)- ユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂のユネスコ世界遺産登録を祝う。
  • Divadla 2-3-4 herců - 演劇祭。
  • Festival Zámostí - 文化音楽祭。
  • モラビア音楽会 - クラシック音楽祭。

ゆかりの人物[編集]

出身者[編集]

政治家[編集]

文化人[編集]

  • アーブラハム・ベン・ルーベン・ハヤート・トレビッチ(Abraham ben Reuben Chayyat Trebitsch)- 18世紀のユダヤ教学者。([1]
  • アードルフ・クライン(Adolf Kurrein)- ラビ。([2]
  • ヴォルフガング・ヴェセリー(Wolfgang Wessely)- 法学者・神学者。([3]
  • ヘルマン・レッケンドルフ(Hermann Reckendorff)- 学者・作家。([4]
  • ヤクプ・デムル(Jakub Deml)- カトリックの司祭で作家。付近のタソフ(Tasov)出身。
  • ヤン・ザフラドニーチェク(Jan Zahradníček)- 詩人。付近のマストニーク(Mastník)出身。

スポーツ選手[編集]

その他の居住者・関係者[編集]

  • レーオポルト・レーフ(Leopold Löw) - モラヴィア出身のラビ、この地のイェシーバーで学んだ。
  • レーフ・シュヴァープ(Löw Schwab)- モラフスキー・クルムロフ出身で、この地でラビ・ヨシュア・ホルヴィッツに学んだ。([5]
  • エフライム・ベン・ヤーコプ・ハ=コーエン(Ephraim ben Jacob ha-Kohen)- ヴィルナ出身のタルムーディストで、この地のラビをつとめた。([6]
  • ヨーアヒム・ポラック(Joachim Pollak)- ハンガリー出身で、この地のラビ。([7]
  • ウィリアム・ホスキング(William Hosking) - 作家、建築家。

トシェビーチはユダヤ系の姓となっている。

姉妹・友好都市[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]