デヴィッド・ブラウン (ギタリスト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デヴィッド・ユージン・ブラウン (David Eugene Brown, )は、アメリカのロックギタリスト[1][2]

人物[編集]

グロスター出身。ビリー・ジョエルの作品の多くに参加した事で知られ、長年ビリーのバンドメンバーとして活躍した。同じくバンドでギターを担当したラッセル・ジェイヴァースがリズムギターだったのに対して、ブラウンはリードギターを担当した。

初めてビリー・ジョエルのレコーディングに参加したのは、『ニューヨーク52番街』で、それまでギタリストを務めていたスティーヴ・カーンに代り、次作『グラス・ハウス』から正式にバンドメンバーとして参加している。

ストーム・フロント』発表前、ビリー・ジョエルはバンドメンバーの入れ替えを行ったが、ドラムのリバティ・デヴィート、サックスのマーク・リヴェラと共に引き続き残留している。但し、同作の前に発表されたソ連公演の様子を収録した『コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-』には、ブラウンの代役としてケヴィン・デュークスが参加している。

他のアーティストの作品にも参加しており、ポール・マッカートニーフィービ・スノウジュリアン・レノンピーター・ポール&マリーボブ・ジェームズらの作品に参加している他、松田聖子が、SEIKO名義発表したアルバム『SOUND OF MY HEART』にもリバティ・デヴィートと共に参加している[3]

参加作品[編集]

ビリー・ジョエル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ David Brown (6)”. Discogs. 2022年10月11日閲覧。
  2. ^ Metason. “David Brown” (英語). ArtistInfo. 2022年10月11日閲覧。
  3. ^ (英語) Seiko - Sound Of My Heart, https://www.discogs.com/master/836638-Seiko-Sound-Of-My-Heart 2022年10月11日閲覧。