ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

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世界遺産 ツィンギ・デ・ベマラ
厳正自然保護区
マダガスカル
ツィンギ
ツィンギ
英名 Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve
仏名 Réserve naturelle intégrale du Tsingy de Bemaraha
面積 約1,520km2
登録区分 自然遺産
IUCN分類 (Ia)厳正保護地域
登録基準 (7),(10)
登録年 1990年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区の位置
使用方法表示
Bemaraha National Park
IUCNカテゴリII(国立公園
地域 マダガスカル西部
最寄り Morondava, Antsalova
座標 南緯18度40分0秒 東経44度45分0秒 / 南緯18.66667度 東経44.75000度 / -18.66667; 44.75000座標: 南緯18度40分0秒 東経44度45分0秒 / 南緯18.66667度 東経44.75000度 / -18.66667; 44.75000
面積 666 km2
創立日 1997年
訪問者数 およそ6000人(2005年)
運営組織 Parcs Nationaux Madagascar - ANGAP
世界遺産 494

ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区(ツィンギ・デ・ベマラげんせいしぜんほごく)は、マダガスカルの西部にある自然保護、景観保護を目的とした保護区。

概要[編集]

ツィンギィとは、マダガスカル語で「先端」「山頂」「先の尖った」という意味。剃刀のような尖った岩が多数並ぶ、特異な景観が広がっている。この岩山は、石灰岩カルスト台地が数万年かけて侵食され、形成したものと考えられている。

生態系[編集]

ツィンギでは降水があっても尖った岩と岩との隙間に吸収されてしまうため、植物は乾燥に強い珍しい種類のものが多数自生している。近くに生えるバオバブも水を蓄えることができるように進化している。

ツィンギの周囲のサバンナには独特の動物も数多く生息している。90種類を越える鳥類を始め、爬虫類や、キツネザルなども多数の存在が確認されている。

歴史[編集]

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。

アクセス[編集]

公園入口の町ペコバカまでは、マダガスカル西部の町、ムルンダバから車で片道8時間程度。

ツィンギは、大ツィンギ(Grand Tsingy)と小ツィンギ(Petits Tsingy)の2つに分けられ、小ツィンギはペコバカの近くにある。一方、大ツィンギはペコバカより約17kmほど離れており、以前は大ツィンギを観察するためにはトレッキングを必要とした。2005年現在は、車で訪れることも可能。