セタール

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セタールウィキデータを編集
各言語での名称
セタール
セタールの胴 ウィキデータを編集
分類

弦楽器リュート属
ザックス=ホルンボステル分類: 321.321ウィキデータを編集

関連楽器
    演奏者
      製作者
        関連項目

        セタールを用いた「Dastgahe Segah」の短い演奏 ウィキデータを編集

        セタール: سه‌تار‎、ペルシア語ラテン翻字: setar)とは、歴史的イラン世界に伝わる撥弦楽器である[2]リュート属の楽器であり、ペルシア語で「三弦[3]」という意味である。

        概要[編集]

        タンブール英語版の子孫であり、イスラーム世界の拡大とともにイランから各地へ広がっていった。約250年ほど前に4本目のが加えられた。なお、インドの同じく撥弦楽器である「シタール」と混同されやすいが、別の楽器である。しかしながら、その名称に関して、この「セタール」が「シタール」の語源とする説もある[4]

        ギャラリー[編集]

        脚注[編集]

        注釈[編集]

        出典[編集]

        1. ^ a b c d セタール|コレクション|民音音楽博物館”. 11 4月 2024閲覧。
        2. ^ セタール”. museum.min-on.or.jp. コレクション. 民音音楽博物館. 2024年4月11日閲覧。
        3. ^ 要は「弦が3本である」ことを意味し、歴史的イラン世界の弦楽器における一般的な命名法に則ったものである。
        4. ^ Definition of SITAR” (英語). the Free Merriam-Webster Dictionary (2012年8月31日). 2013年7月17日閲覧。

        外部リンク[編集]