スイミー

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スイミー』(Swimmy)は、オランダ出身のアメリカの絵本作家レオ・レオニ作の絵本である。1963年に出版された。

日本では谷川俊太郎の翻訳により『スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし』の邦題で1969年に好学社から出版された。また、光村図書出版が発行する小学校2年生用の国語教科書に1977年から載録されている。

1986年にこの絵本を原作としたアニメ映画『がんばれスイミー』が公開された。

あらすじ[編集]

スイミーは小さな魚。仲間たちがみんな赤い魚だったのに、スイミーだけは真っ黒な小魚だった。しかし、泳ぎは仲間の誰よりも速かった。大きな海で暮らしていたスイミーと仲間たちだったが、大きなマグロに仲間を食べられてしまい、泳ぎが得意だったスイミーだけがなんとか助かる。

仲間を失ったスイミーはさまざまな海の生き物たちに出会いながら放浪するうちに、岩の陰に隠れて大きな魚に怯えながら暮らす仲間そっくりの赤い魚たちを見つける。スイミーは一緒に泳ごうと誘うのだが、大きな魚が怖いからと小魚たちは出てこない。

そこでスイミーは、大きな魚に食べられることなく自由に海を泳げるように、みんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを提案する。そしてスイミーは自分だけが黒い魚なので、自分が目になることを決意するのだった。かくして小魚たちは大きな魚を追い払い、岩陰に隠れることなく海をすいすい泳げるようになったのであった。

原画[編集]

現存する原画はスロバキア国立美術館英語版に所蔵されている5枚のみである[1]1967年に第1回ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)で『スイミー』が「金のりんご賞」を受賞した縁から所蔵されたものとみられるが、所蔵された原画は実際の絵本の絵とは細部が異なる[1]。絵本に使われた原画は所在不明である[1]

日本語訳[編集]

参考文献[編集]

  • 「大人になってもう一度読みたい名作 スイミーとレオ・レオーニ」『MOE』2019年6月号。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『MOE』2019年6月号、8頁。

外部リンク[編集]