ジョン・ハーディー (遺伝学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジョン・アンソニー・ハーディー(John Anthony Hardy, 1954年11月9日 - )は、イギリスの遺伝学者。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン教授。

1990年代初頭、アルツハイマー病の発症機序に関して、「アミロイドβ」仮説を提唱した[1]

経歴[編集]

ランカシャー州出身。1976年にリーズ大学を卒業し、1981年にインペリアル・カレッジ・ロンドン生化学Ph.D.を取得した。ニューカッスル大学博士研究員となった後、1982年に生化学の助教授となり、1983年から翌年までウメオ大学で神経病理学の講師を務めた。1992年に南フロリダ大学でアルツハイマー病研究の教授となり、1996年にメイヨー・クリニックで薬理学の教授を務めた。2007年から現職。

2009年王立協会フェロー選出[2]。2014年ダン・デイヴィッド賞、2016年生命科学ブレイクスルー賞を受賞。

出典[編集]

外部リンク[編集]