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シャルル・ギユー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャルル・ギユー
Charles Guilloux
ギユー作「運河の月の出」(1890)
誕生日 (1866-12-15) 1866年12月15日
出生地 パリ
死没年 1946年4月7日(1946-04-07)(79歳没)
死没地 フランス、ロルム(Lormes)
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シャルル・ギユー(Charles Victor Guilloux、1866年12月15日 - 1946年4月7日[1][2])はフランスの画家である。幻想的な雰囲気の風景画を描いて人気のある画家になった。

略歴[編集]

パリで生まれた。パリのフランス国立図書館の職員として働いていたが、独学で絵を描くようになり、24歳になった1891年からのアンデパンダン展に作品を出展するようになり、1895年までシャルル・ギユーの作品は象徴主義の詩人、美術評論家のアルベール・オーリエ(1865-1892)や美術評論家のフェリックス・フェネオン(Félix Fénéon: 1861–1944) 、レミ・ド・グールモン(1858-1915)らに高く評価された。画廊「Le Barc de Boutteville」で開かれた「印象派と象徴派」の展覧会でも作品が展示された。1905年に国民美術協会の定期展覧会に出展し、1911年から1914年のにかけてアンデパンダン展に出展した。

パリとその周辺の風景やセーヌ川岸の風景をモチーフにしたが、特定の場所の風景では無くなっていき、画家の心象風景として、アトリエで作品は構成されるようになった。

1946年にニエーヴル県のロルム(Lormes)で亡くなった。2007年にオルセー美術館に『夕暮れ(Crépuscule)』(1892年)と『黄昏のセーヌ河岸』(1894年)が収蔵された[3].。

作品[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ Acte de naissance à Paris 6e, n° 3052, vue 20/22, avec mention marginale du décès à Lormes en 1946.
  2. ^ « Notice Artiste n° 14286 [archive] », Musée d'Orsay (consulté le 17 juillet 2011)..
  3. ^ « Bords de Seine au crépuscule » [archive], notice sur musee-orsay.fr..