クラシックエンパイア

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クラシックエンパイア
2016年BCジュヴェナイル出走時
欧字表記 Classic Empire[1]
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2014年3月21日（10歳）
父 Pioneerof the Nile
母 Sambuca Classica
母の父 Cat Thief
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Steven Nicholson & Brandi Nicholson[2]
馬主 John C. Oxley[2]
調教師 Mark Casse（アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国）[2]
競走成績
生涯成績 9戦5勝
獲得賞金 $2,520,220[3]
勝ち鞍
GI ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル 2016年
GI ブリーダーズフューチュリティステークス 2016年
GI アーカンソーダービー 2017年
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クラシックエンパイア（英：Classic Empire[1]）は、アメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2016年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(GI)、ブリーダーズフューチュリティステークス(GI)、2017年のアーカンソーダービー(GI)。

現役時代[編集]

2015年のキーンランド・イヤリング・セールに上場され、ジョン・C・オクスリーによって47万5000ドルで落札される[4]。

2016年5月にデビューし、2連勝を収める。しかし、3戦目のホープフルステークスでは1番人気に推されながらスタート直後に騎手のイラッド・オルティス・ジュニアが落馬し、競走中止となった[5]。仕切り直しの一戦となったブリーダーズフューチュリティステークスを3馬身差で制し、GI初制覇を果たす。続くブリーダーズカップ・ジュヴェナイルも制して、同年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に満票で選出された[6][7]。

2017年は初戦のホーリーブルステークスで3着に敗れるも、次戦のアーカンソーダービーを制してGI3勝目を挙げる。ケンタッキーダービーではオールウェイズドリーミングから大きく離された4着に終わるが、プリークネスステークスでは巻き返してアタマ差の2着に入った。同レースの直後にクールモアスタッドが種牡馬としての所有権を購入し、引退後は同父の三冠馬アメリカンファラオも供用されているアッシュフォードスタッドで種牡馬入りすることが決まった[7]。三冠最終戦のベルモントステークスでは1番人気に推されていたが、蹄の膿瘍により直前で回避を余儀なくされた。その後はブリーダーズカップ・クラシックでの復帰に向けて調整されていたが、蹄の回復が思わしくないことから、同年10月に現役引退が決まった[8]。

競走成績[編集]

以下の内容は、EQUIBASEの情報[3]に基づく。

出走日 競馬場 競走名 格 距離 着順 騎手 着差 1着（2着）馬
2016.05.04 チャーチルダウンズ 未勝利 ダ4.5f 1着 J.ルパルー 1馬身1/2 （Reverend John）
0000.07.02 チャーチルダウンズ バシュフォードマナーステークス G3 ダ6f 1着 J.ルパルー 3/4馬身 （Recruiting Ready）
0000.09.05 サラトガ ホープフルステークス G1 ダ7f 中止 I.オルティスJr. Practical Joke
0000.10.08 キーンランド ブリーダーズフューチュリティステークス G1 ダ8.5f 1着 J.ルパルー 3馬身 （Lookin At Lee）
0000.11.05 サンタアニタ ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル G1 ダ8.5f 1着 J.ルパルー クビ （Not This Time）
2017.02.04 ガルフストリームパーク ホーリーブルステークス G2 ダ8.5f 3着 J.ルパルー Irish War Cry
0000.04.15 オークローンパーク アーカンソーダービー G1 ダ9f 1着 J.ルパルー 1/2馬身 （Conquest Mo Money）
0000.05.06 チャーチルダウンズ ケンタッキーダービー G1 ダ10f 4着 J.ルパルー Always Dreaming
0000.05.20 ピムリコ プリークネスステークス G1 ダ9.5f 2着 J.ルパルー アタマ Cloud Computing

種牡馬時代[編集]

2018年からアッシュフォードスタッドで種牡馬入り[8]。初年度の種付け料は3万5000ドルに設定された[9]。

2020年からはシャトル種牡馬として、チリのパソ・ネバード牧場で繋養される。2024年より韓国で種牡馬生活を送ることになった。

主な産駒[編集]

血統表[編集]

クラシックエンパイアの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 ファピアノ系
 [§ 2]
父

Pioneerof the Nile
2006 鹿毛
父の父
*エンパイアメーカー
Empire Maker
2000 黒鹿毛 		Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
父の母
Star of Goshen
1994 鹿毛 		Lord At War General
Luna de Miel
Castle Eight Key to the Kingdom
Her Native
母

Sambuca Classica
2004 栗毛 		Cat Thief
1996 栗毛 		Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Train Robbery Alydar
Track Robbery
母の母
In Her Glory
1990 黒鹿毛 		Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Forever Waving Hoist the Flag
Quillesian
母系(F-No.) 4号族(FN:4-m) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr. Prospector5×4＝9.38%、Northern Dancer5×5＝6.25%、Raise a Native5×5＝6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ Classic Empire 5代血統表 2018年9月29日閲覧 Sambuca Classica(USA) 5代血統表 2018年9月29日閲覧
  2. ^ Classic Empire 5代血統表 2018年9月29日閲覧
  3. ^ Sambuca Classica(USA) 5代血統表 2018年9月29日閲覧
  4. ^ クラシックエンパイアの血統表 2018年9月29日閲覧


脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b Classic Empire JBISサーチ
  2. ^ a b c Classic Empire | Progeny Racing Post 2018年9月29日閲覧
  3. ^ a b Horse Profile for Classic Empire Equibase 2018年9月29日閲覧
  4. ^ Classic Empire. 2019 Kentucky Derby & Oaks. 2018年9月29日閲覧
  5. ^ Practical Joke All Business In Hopeful; Classic Empire Loses Rider At Start. Paulick Report(September 5, 2018). 2018年9月29日閲覧
  6. ^ Classic Empire garners 2-year-old Male Eclipse Award. WinStar Farm(January 22, 2017). 2018年9月29日閲覧
  7. ^ a b Eric Mitchell. Classic Empire to Coolmore on Retirement. Bloodhorse(May 23, 2017). 2018年9月29日閲覧
  8. ^ a b 昨年の米2歳王者クラシックエンパイアが引退、アシュフォードスタッドで種牡馬入り. JRA-VAN Ver.World(2017年10月19日付). 2018年9月29日閲覧
  9. ^ Joe Nevills. Practical Joke to stand for $30k at Ashford. Daily Racing Form(November 7, 2017). 2018年9月29日閲覧

外部リンク[編集]

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