キムコ・スーナー

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スーナー(Sooner)とは、かつてキムコが製造販売していたスクータータイプのオートバイである。シリーズ車種として排気量別に発売されていたが、日本では2009年2月2日に在庫限りでの販売終了が公表された。

モデル一覧[編集]

スーナー100[編集]

Sooner100z
  • 型式:SA20EK(JP)
  • 排気量:101.3cc
  • 全長/全幅/全高:1,670mm/620mm/1,030mm
  • 軸距:1,180mm
  • エンジン形式:空冷2ストローク単気筒
  • シート高:738mm
  • 最高出力:6.7kW[9.23ps]/6,500rpm
  • 最大トルク:10.3Nm[1.05kg-m]/5,500rpm
  • 点火方法/始動方式:CDI/キック・セルフ
  • 乾燥重量:85.5kg
  • タイヤサイズ:(前)90/90-10 50J/(後)100/80-10 53J
  • 変速機形式:CVT
  • ブレーキ形式:(前)油圧式ディスク/(後)ドラム
  • 燃料タンク容量:6.5l

スーナー50[編集]

  • Sooner50ss・Sooner50z・Sooner50s・Sooner50RS・Sooner50S-Kが存在した。
  • 競合車種はSYM・DD50など。国産の同レベル車種に比べれば安価である。DD50には価格的には劣るが、知名度では勝る。
  • DD50同様、生産元のキムコがホンダと技術提携をしていた関係で駆動系パーツ、CDIなど一部のパーツを同社人気車種のスーパーディオから流用できる。ただし互換性はDD50の方が高い。(スーナーの場合はエンジンやマフラーなどは別物。駆動系パーツもVベルトなどは互換性がない。DD50はほぼすべてのパーツがスーパーディオから流用できる。)
  • 冬季のエンジンの始動性が悪い点が指摘されているが、これは台湾と日本との気候の違いが主な原因であり、DD50にも指摘されている点である。
Sooner50z
  • 型式:SB10BL(JP)
  • 排気量:49.5cc
  • 全長/全幅/全高:1,670mm/620mm/1,030mm
  • 軸距:1,180mm
  • エンジン形式:空冷2ストローク単気筒
  • シート高:738mm
  • 最高出力:4.6kW[6.29ps]/6,500rpm
  • 最大トルク:6.8Nm[0.69kg-m]/6,000rpm
  • 点火方法/始動方式:CDI/キック・セルフ
  • 乾燥重量:85.5kg
  • タイヤサイズ:(前)90/90-10 50J/(後)100/80-10 53J
  • 変速機形式:CVT
  • ブレーキ形式:(前)油圧式ディスク/(後)ドラム
  • 燃料タンク容量:6.5l
Sooner50ss
  • 型式:SB10BK(JP)
  • 排気量:49.5cc
  • 全長/全幅/全高:1,670mm/620mm/1,030mm
  • 軸距:1,180mm
  • エンジン形式:空冷2ストローク単気筒
  • シート高:738mm
  • 最高出力:4.6kW[6.29ps]/6,500rpm
  • 最大トルク:6.8Nm[0.69kg-m]/6,000rpm
  • 点火方法/始動方式:CDI/キック・セルフ
  • 乾燥重量:79.5kg
  • タイヤサイズ:(前)90/90-10 50J/(後)100/80-10 53J
  • 変速機形式:CVT
  • ブレーキ形式:(前)ドラム/(後)ドラム
  • 燃料タンク容量:6.5l