キック・アス2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Kick-Ass 2
出版情報
出版社Clint
形態オンゴーイング・シリーズ
ジャンルスーパーヒーロー
掲載期間2010年 - 2012年
話数7
主要キャラデイヴ・リゼウスキ
製作者
ライターマーク・ミラー
ペンシラージョン・ロミータ・Jr
製作者マーク・ミラー
ジョン・ロミータ・Jr

キッカ・アス2』(Kick-Ass 2)は、マーク・ミラージョン・ロミータ・Jrによるコミック・ブック・シリーズであり、『キック・アス』の続編である。キック・アスシリーズの第三章。

製作[編集]

ミラーによると『キック・アス』の続編は、非常に早い段階で計画されていた。ミラーは、『キック・アス』は三部作構成を想定していることを明言していた。だが『キック・アス2』のハードカバー版の発売に伴い、シリーズ全体で五部作になることが明らかにされた。『キック・アス』が第1章、『ヒット・ガール』が第2章、『キック・アス2』が第3章で、タイトル未定の第4章と第5章が企画されている[1]

発表[編集]

『キック・アス2』は『CLiNT』誌で初公開された[2][3]。そしてマーベル傘下のアイコン・コミックスより出版された[4]

コミックは2010年10月20日に開始された。同月27日までには『キック・アス』第1号は完売した。その号は2つのバリアントカバーで再発行される予定であった[5]。第2号は当初の予定から3ヶ月遅れの2011年3月30日に発売された[6]。第3号は2011年8月24日、第4号は9月28日、第5号は11月23日、第6号は12月28日に発売された[7]。最終となる第7号は2012年3月21日に発売された[8]

全号を収録したグラフィック・ノベル版は2012年6月13日に発売された[9]

映画化[編集]

2012年5月にユニバーサル・ピクチャーズがコミックの映画化権を買取り[10]、製作を計画した。監督はジェフ・ワドロウが務め[10]、ワドロウ、マシュー・ヴォーンジョン・ロミータ・Jrが脚色する[10]。新たにジム・キャリーがキャストに加わり[11]、2013年8月14日に公開された。

参考文献[編集]

  1. ^ Kick-Ass 2 Hardcover
  2. ^ Richard Boom (2010年9月3日). “Kick-Ass 2 launches in CLiNT”. Broken Frontier. 2011年10月4日閲覧。
  3. ^ Jill Pantozzi (2010年8月17日). “'Kick-Ass 2' Teased In 'CLiNT' Magazine Trailer”. MTV. Viacom International Inc. 2012年6月27日閲覧。
  4. ^ Mark Millar (w), John Romita, Jr. (p), Tom Palmer (i), John Barber (ed). Kick-Ass 2, no. 6 (2010年12月). Icon Comics, Marvel, ISBN 5960607409
  5. ^ Thill, Scott. "Mark Millar’s Kick-Ass 2 Sells Out, Gets Variants." Wired. 27 October 2010. Retrieved 28 February 2011.
  6. ^ Kick-Ass 2 #2”. Marvel.com. 2011年3月29日閲覧。
  7. ^ Kick-Ass 2 (2010) #6”. Marvel.com. 2011年12月19日閲覧。
  8. ^ Kick-Ass 2 (2010) #7”. Marvel.com. 2011年12月19日閲覧。
  9. ^ Kick-Ass 2 (9780785152453): Mark Millar, John Romita: Books”. Amazon.com. 2012年6月22日閲覧。
  10. ^ a b c Tyler, Joshua (2012年5月8日). “Universal in Talks for 'Kick-Ass 2'”. The Hollywood Reporter. 2012年5月19日閲覧。
  11. ^ Jim Carrey Goes BALLS TO THE WALL For KICK-ASS 2!!”. Ain't It Cool News (2012年9月4日). 2012年9月10日閲覧。

外部リンク[編集]