カラスムギ

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カラスムギ
AvenaFatua.jpg
カラスムギ(Avena fatua
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: カヤツリグサ目 Cyperales
: イネ科 Poaceae
: カラスムギ属 Avena
: カラスムギ A. fatua
学名
Avena fatua L.
和名
カラスムギ(烏麦)
英名
Common wild oat

カラスムギ(烏麦、学名Avena fatua)はイネ科カラスムギ属越年草 。あるいはカラスムギ属の総称。また、同属の栽培穀物であるエンバクの別名でもある。

分布[編集]

原産地はヨーロッパから西アジアにかけての地域。

北アメリカ南アメリカアフリカアジアオセアニアの非常に広い地域で外来種として定着している[1]日本では史前帰化植物として全国に分布している[1]

特徴[編集]

草丈30-100cm[1]。春から初夏にかけての野草として見られる。日当たりの良い畑地、休耕地、牧草地、河川敷、路傍などに生育する[1]

また、野生種のカラスムギを栽培化した穀物がエンバクであるといわれている。植物の名称に「カラス」や「イヌ」と付けるのは、それが人間の食用には適さない植物であるという見方によることが多く、このカラスムギもその1つである。しかし実際は食用に適しており、欧州や中東では栽培化以前にも野生種が利用されていた。日本では自体が広まったため、飢饉の時に食される以外にカラスムギまで利用する必要がなかったとされる。稲作以前は採集食物として、また原始的栽培食物として利用されていた可能性もある。

野生のカラスムギの穎果を覆う穎には屈曲した長い(のぎ)があり、穂から脱落するとこの芒が乾湿運動によって屈曲点を軸に回転を繰り返す。この回転運動によって穎果は土壌に押し込まれ、発芽に有利な位置に置かれる。

薬効[編集]

かつて、カラスムギはデザイナーフーズ計画のピラミッドで3群に属しており、3群の中でも、バジル、タラゴン、マスクメロン、アサツキと共に3群の上位に属する、癌予防効果のある食材であると位置づけられていた[2]

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d カラスムギ 国立環境研究所 侵入生物データベース
  2. ^ がん予防と食品、大澤 俊彦、日本食生活学会誌、Vol.20 (2009) No.1