カタヌキ

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カタヌキをする子どもたち

カタヌキ(型抜き)とは、澱粉砂糖ゼラチン香料などで作って色づけされた板状の菓子に描かれた動物や星、桜などの型を針や爪楊枝などを使い、刳り貫く縁日の遊戯である。型を割らず上手に刳り貫くことができれば、景品がもらえる。

概要[編集]

正式な呼び方は「型抜き菓子」だが、「カタヌキ」、「ヌキ」などの通称でも呼ばれる。以前はあまり味が良いとは言えず、型を抜いて遊ぶことが主たる目的で菓子として食べることはあまりなかった。しかし、最近[いつ?]ではラムネ味やぶどう味といった風味付けがされた商品を展開しており、遊ぶだけではなく食べることにも力を入れている。

元々は縁日的屋が出す屋台の1つとして定着していたが、遅くとも2003年以降には見かけることが少なくなりつつある。1976 ( 昭和51 ) 年には紙芝居の余興の1つでもあった。

屋台のほか、駄菓子屋スーパーマーケットショッピングモール量販店通信販売などでも売られている。

2016年では、カタヌキを製造している会社は大阪市西成区にある株式会社ハシモトのみである[1]

種類[編集]

屋台のカタヌキ
ピンク色のカタヌキ。箱もピンク色を基調とした可愛らしいデザインとなっている。味はあっさりした甘さの旧来の味である。基本的には的屋向けの商品だが、一般向けにも販売されている。難易度が3段階あるが、型の種類は一部しか公表されていない。
紙巻きカタヌキ
的屋専用のカタヌキ。屋台のカタヌキと同じピンク色の箱に入っており、中はオレンジ色のカタヌキが青と赤の紙で巻かれている。これも屋台のカタヌキ同様あっさりした甘さ。型の種類は完全非公開。
ザ・カタヌキ
家庭でも気軽に楽しみたいという声から販売された一般販売用のカタヌキ。赤と緑、金、青とピンクのカラフルな小箱に淡い緑色のカタヌキが7枚入りで販売されている。最初は屋台・紙巻きカタヌキ同様あっさりした甘い味付けであったが、「もっと美味しい味にしてほしい」という声からラムネ風味にリニューアルされた。型の種類は全て公開。
なにわのカタヌキ
2013年より発売された大阪土産のカタヌキ。紫色を基調としたパッケージに5枚入りの小箱が6個(計30枚)入って販売されている。通天閣やたこ焼きといった大阪の名所・名物が24種類デザインされており、味は大阪の名産品の1つであるブドウをイメージした淡い紫色でブドウ風味である。新聞など各種メディアでも紹介され、好評を博している。型の種類は全て公開。
北海道カタヌキ
2015年から北海道限定で発売されているカタヌキ。なにわのカタヌキと同じ枚数でパッケージの形は同じだが、こちらはオレンジを基調とした外箱に濃い青と淡い緑色にデザインされた小箱が入っている。こちらはクラーク像やメロンなど北海道の名所・名物が24種類入っていて、ミルク風味である。
イベント用カタヌキ
学園祭や地域のイベント用に販売されている商品。中身は「ザ・かたぬき」と同じだが、カタヌキは3枚入りである。製造元のハシモトでのみ販売されている。

脚注[編集]

出典[編集]

  • 著ゴーシュ 『懐かしの縁日大図鑑』河出書房新社 2003年7月30日発行 ISBN 978-4309727301 116頁~117頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]