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カウボーイズ・インターナショナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カウボーイズ・インターナショナル
Cowboys International
出身地 イングランドの旗 イングランド
ジャンル ニュー・ウェイヴシンセポップ
活動期間 1979年 - 1980年2003年 -
レーベル ヴァージン・レコード、Pnuma
共同作業者 ザ・クラッシュパブリック・イメージ・リミテッドジェネレーションX、デパートメントS、スージー・アンド・ザ・バンシーズ、Rema-Rema、アダム&ジ・アンツ、ウルフメン、ネオ、ラジオ・スターズ、The Civilians、The Fallout Club、Tiger Lily、ウルトラヴォックス
メンバー ケン・ロッキー
旧メンバー キース・レヴィン
エヴァン・チャールズ
テリー・チャイムズ
リック・ジャックス
ジミー・ヒューズ
アラン・ローリングス
マルコ・ピローニ
ポール・サイモン
リー・ロビンソン
スティーヴィー・シアーズ
ピート・ジョーンズ
ロブ・ドイル

カウボーイズ・インターナショナルCowboys International、「Cowboys International®」として様式化された)は、1979年に1枚の影響力のあるアルバム『The Original Sin』、および1980年に解散する前に数少ない45インチ・シングルを発表した、ボーカリスト兼ソングライターのケン・ロッキーによって結成されたニュー・ウェイヴシンセポップ・バンドである。

略歴

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1970年代後半、ケン・ロッキーとキース・レヴィンは、「The Quick Spurts」というバンドに参加していた[1]。その名前をカウボーイズ・インターナショナルに変更すると、メンバーはリード・ボーカルのロッキー、ギターのリック・ジャックス、ベースのジミー・ヒューズ(元The Banned)、ピアノのエヴァン・チャールズ、そしてドラムで元ザ・クラッシュテリー・チャイムズとなった。このラインナップは、パブリック・イメージ・リミテッドに在籍していたレヴィンの助けを借りて、1979年にアルバム『The Original Sin』をレコーディングし、リリースした。

アルバムのリリースとツアーの後、バンドは重要なラインナップの変更を受けた。チャイムズ(ビリー・アイドルジェネレーションXに参加)は、ポール・サイモン(元ネオ、ラジオ・スターズ、The Civilians)に交代となった。ジャックスはアラン・ローリングスに、そして1980年にバンドでいくつかのマテリアルをレコーディングしたマルコ・ピローニ(アダム&ジ・アンツのメンバー)へと代わっていったが、元ウルトラヴォックスのスティーヴ・シアーズに交代となった。ヒューズ(オリジナル・ミラーズに加入)は、元ボニーMで有名なリー・ロビンソンと交代したが[2]、後にピート・ジョーンズに置き換えられた。最後のバンドのラインナップ(ロッキー、チャールズ、ジョーンズ、サイモン、シアーズ)が、最後のバンドによるツアーを行い、ベルリンのカントキノ・シアターで終了。バンドは1980年後半に解散した[3]

バンドの解散後、ロッキーは他の元メンバーであるサイモンとシアーズとのコラボレーションでソロ・キャリアを追求し、その後、さまざまなバンドでの軌跡を経て演奏してきた他のミュージシャンたちも参加した。またこの時期に、ピート・ジョーンズとともにパブリック・イメージ・リミテッドに加わり、キース・レヴィンと再び合流するが、そのメンバーシップは短く、音楽の制作に専念していたが1980年代半ばになって引退した。サイモンは「The Fallout Club」を結成し、ジョン・フォックスグレン・マトロックと一緒に仕事し、現在はアジャンタミュージックで兄弟であるロビンと共に仕事している。シアーズは「Faith Global」を結成し、後に音楽ビジネスから引退した。チャールズの所在は不明。

2003年、ロッキーはオリジナル・アルバムを、アルバム以外のマテリアルやオルタナティヴ・ミックスと共に収めたコンピレーション・アルバム『Revisited』として再発した。また、カウボーイズ・インターナショナルを復活させ、2004年にリリースされたアルバム『The Backwards Life of Romeo』で、より独創的な作品の制作を開始した。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • The Original Sin (1979年)
  • The Backwards Life of Romeo (2004年)

コンピレーション・アルバム

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  • Revisited (2003年)

シングル

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  • "Thrash" (b/w "Many Times (Revised)") (1979年)
  • "Aftermath" (b/w "Future Noise") (1979年)
  • "Nothing Doing" (b/w "2 Millions") (1979年、Virgin)
  • "Today Today" (b/w "Fixation") (1980年)

脚注

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  1. ^ Simon Reynolds (2006年12月21日). “Rip It Up and Start Again”. Ripitupandstartagainbysimonreynolds.blogspot.com. 2014年7月3日閲覧。
  2. ^ Gimarc, George. Punk Diary: The Ultimate Trainspotter's Guide to Underground Rock, 1970-1982. Backbeat Books, 2005. ISBN 0-87930-848-6, 978-0-87930-848-3. 「COWBOYS INTERNATIONALは、今週の音楽誌でメンバー・チェンジを報告した。リーダーのケン・ロッキーとキーボード奏者のエヴァン・チャールズが残留し、ギターのスティーヴ・シアーズ(元ウルトラヴォックス)、ドラムのポール・サイモン(元ラジオ・スターズ)、リー・ロビンソン(元ボニーM)といった新人たちが加わっている。これで、元ザ・クラッシュのドラマーであるテリー・チャイムズや、ジミー・ヒューズ、リック・ジャックスは、新しいギグを見つけることができるだろう。バンドはダンス志向へと向かっていると推測されている」。
  3. ^ PiL People Bios | Miscellaneous”. Fodderstompf. 2014年7月3日閲覧。

外部リンク

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