オリガ・ハルラン

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獲得メダル

オリガ・ハルラン
 ウクライナ
女子フェンシング
オリンピック
2008 北京 サーブル団体
2012 ロンドン サーブル個人
世界選手権
2009 アターニャ サーブル団体
2007 サンクトペテルブルク サーブル団体
2009 アンタルヤ サーブル個人
2010 パリ サーブル個人
2010 パリ サーブル団体
2011 カターニア サーブル団体
2011 カターニア サーブル個人
フェンシングヨーロッパ選手権
2005 ザラエゲルセグ サーブル団体
2006 イズミル サーブル個人
2007 ゲント サーブル団体
2008 キエフ サーブル団体
2009 プロヴディフ サーブル団体
2009 プロヴディフ サーブル個人
2010 ライプツィヒ サーブル団体
2011 シェフィールド サーブル個人
ユニバーシアード
2011 深圳 サーブル個人
2011 深圳 サーブル団体

オリガ・ハルラン(Olga Kharlan、ウクライナ語: Ольга Харлан1990年9月4日 - )はウクライナムィコラーイウ出身の女子フェンシング選手[1]

経歴[編集]

もともとはダンスをしていたが、無料ですることができることからフェンシングを始めた[1]

2006年トルコで行われたヨーロッパ選手権で銀メダルを獲得した[1][2]

2008年の北京オリンピックではサーブル団体の決勝では合計45ポイントをあげる大活躍で、地元中国を破る金メダルの立役者となった[1]。この年、ウクライナスポーツイヤー英雄賞で最優秀女性選手賞に選ばれた[1][3]

2009年のフェンシング世界選手権では団体サーブルでフランスを破り金メダル、個人でも銀メダルを獲得[4]、この年もウクライナの最優秀女性選手賞に選ばれている[3]

2010年7月のヨーロッパ選手権ではサーブル団体でロシアを破り金メダルを獲得した[5]

2023年7月27日にミラノで行われ世界選手権で、中立選手として出場したロシア出身のアンナ・スミルノワとの握手を拒否し、失格となった。その後、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長はオリガにパリ五輪出場を保証するとの書簡を送付した[6]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e ロンドン五輪、注目の選手たち”. 産経新聞. 2012年6月4日閲覧。
  2. ^ Watch the Beijing 2008 Olympics”. kyivpost.com (2008年8月6日). 2012年6月9日閲覧。
  3. ^ a b Olga Kharlan”. photo.unian.net (2011年7月27日). 2012年6月9日閲覧。
  4. ^ Ukrainian women fencers win gold at World Championship”. day.kiev.ua (2009年10月13日). 2012年6月9日閲覧。
  5. ^ Photo from Reuters Pictures”. daylife.com (2010年7月22日). 2012年6月4日閲覧。
  6. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年7月29日). “フェンシングで失格のウクライナ選手にパリ五輪出場を保証 IOCバッハ会長が特例措置”. 産経ニュース. 2023年7月29日閲覧。

外部リンク[編集]