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オクトコントラバスクラリネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オクトコントラバスクラリネット
各言語での名称
Octocontrabass clarinet
Oktokontrabassklarinette
Clarinette octocontrabasse
Clarinetto octocontrabasso
オクトコントラバスクラリネット
コントラバスクラリネットとオクトコントラバスクラリネット
分類

木管楽器シングルリード族

音域
コントラバスクラリネットの1オクターブ下
関連楽器

オクトコントラバスクラリネットは、クラリネット族の中で最も大きく最も低音の楽器である。その音程コントラバスクラリネットの下のオクターブ、また標準のB♭ソプラノクラリネットより3つ低いオクターブである。

ギネス・ワールド・レコーズはオクトコントラバスクラリネットを、あらゆるオーケストラ楽器の中で最も低い音程を持つ楽器として記載している。一般的なピアノの最低音よりも1オクターブ弱低いB♭-1(周波数約14.6Hz)を吹くことができ、これは人間にはほとんど音程として聴き分けることができない周波数である。[1]

1939年、一本だけがルブランによって生産され、少なくともそのための3つの楽曲がノルウェー人の作曲家 Terje Lerstad によって書かれている (Trisonata, Op. 28; De Profundis, Op. 139; and Mirrors in Ebony for clarinet choir, Op. 134)。演奏の録音は知られていない。[2]

2023年、ドイツのマーティン・フォアグはC-0まで吹くことができるコントロールワイヤーなどを用いたベーム式のオクトコントラバスクラリネットを販売用として製造した。[3][4]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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