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88鍵のピアノの音域外の音

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88鍵のピアノの音域外の音(88けんのピアノのおんいきがいのおと)では、一般的な88鍵のピアノの音域(A0(下二点い)~C8(五点ハ))に入っていない音楽の音について述べる。

音域を拡張したピアノで出せる音

音域を拡張したピアノでは、次のようなモデルがある。

ベーゼンドルファーは超低音のみの拡張で、超低音の鍵盤に関しては、不要時には小さな蓋で覆えるようになっているものや、白鍵の上面を黒く塗って奏者の混乱を防ぐ措置がとられているものがある。一方、スチュアート・アンド・サンズやステファン・ポレロなどのものは、超高音・超低音共に拡張しており、拡張音域の鍵盤の見た目は他と変わらない。これらのピアノの拡張音域の超高音・超低音は、主により豊かな共鳴を得るために追加されたもので、これらの音を使うように作曲されている楽曲は僅かである。

その他の楽器での例

ピアノ以外の楽器で、通常のピアノで出せない超高音が出る例としては次のようなものがある。

逆に通常のピアノで出せない超低音が出る例としては次のようなものがある。

音域が非常に広く、超高音・超低音の両方とも出せる(扱える)例としては次のようなものがある。

  • MIDIでは、ノートナンバー0~127で、C-1からG9までを扱える。電子ピアノ電子キーボードの類は、トランスポーズやオクターブシフト機能が使える場合、仕様上発音可能な音域の外の音が鍵盤の範囲内に入ることがあり、その音を発音すべき場合はオクターブ折り返して(発音可能音域に最も近い同名の音に置き換わって)発音される(例えば発音可能音域を88鍵のピアノの音域(A0-C8)として、G#0を発音すべき場合、G#1として発音される)が、現在発売されているものはMIDIの全音域を発音できることが多い。
  • パイプオルガンは、物によって音域がまちまちであるが、超低音では最低で128フィートのC-2が出せるものが存在する。楽器で正規の方法で出せる楽音としては、このC-2は史上最低の音と思われる(もっとも人間の耳で音程を感じることは到底不可能と思われるし、実際の音楽で使われることも皆無に等しいと思われるが)。超高音については、C10以上の音を出せるものも存在すると思われる。
  • グアテマラマリンバで最大のものは、137の音板を持つ11オクターブ以上のもので、音域はC-1~E10前後と推測され、奏者7人で演奏するとされる。

関連項目