エデアグス

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エデアグス(英語: aedeagus)は、節足動物生殖器であり、そこを通って、との交尾中に精巣から精子を分泌する。挿入器。哺乳類の陰茎にあたる。

 フランスの生物学者ルネ・ジャネルペニス陰茎包皮といった用語は「脊椎動物の者である」としてギリシャ語の生殖器を指す「Ta aidoia」から作った。(メノ・スヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴』2016年 早川書房 48頁)

 ジャネルは、メクラチビシデムシの体を研究中、同種間の生殖器が異常な多様性を持つ点に注目し、研究を行っていたが、ペニスの研究に際し弟子である「女学生」に泣かれたため、この造語を作ることになったとされる。また、ジャネルの1955年の著書は『L’Édéage』(エデアグスをフランス語風にしたもの)という。

 上村佳孝『昆虫の交尾は、味わい深い…。』(2017年 岩波科学ライブラリー p16)によれば、主に甲虫の男性器を指すが、他の種類において「ペニス」「ファルス」を用いる場合があるという。