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ウェリントン・ライオンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウェリントン・ライオンズ
正式名称 Wellington Lions
ユニオン Wellington Rugby Football Union
創設年 1879年
本拠地 ニュージーランドの旗 ウェリントン
地域 ウェリントン広域自治体
グラウンド スカイ・スタジアム
収容人数 34,500
CEO Tony Giles
ヘッドコーチ Alando Soakai
主将 Du'Plessis Kirifi
最多出場選手 Bernie Fraser (121)
最多得点選手 Allan Hewson (893)
最多トライ選手 Bernie Fraser (105)
所属リーグ ニュージーランド州代表選手権 (NPC)
ファースト
ジャージ
公式サイト
www.wellingtonlions.co.nz
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ウェリントン・ライオンズ(Wellington Lions)は、ニュージーランドラグビーユニオンにおいて、ニュージーランド州代表選手権(NPC、National Provincial Championship)に所属する、ウェリントン地区を代表するプロチームである。略称「ウェリントン」。他の州代表と同様に、多くのニュージーランド代表(オールブラックス)の選手を輩出している[1]

2024年シーズンでは、建設会社ミルズ・アルバート(Mills Albert Limited)がネーミングライツスポンサーとなり、チーム名は「ミルズ・アルバート・ウェリントン・ライオンズ(Mills Albert Wellington Lions)」となった[2][3]

歴史

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出典[1]

1879年、ウェリントン・ラグビーフットボール・ユニオン(WRFU、Wellington Rugby Football Union)が設立され、その代表チームとして誕生した。カンタベリー・ユニオン(Canterbury Union)と並ぶ、ニュージーランドで最も古い 州協会および州代表チームである。

1904年、ニュージーランド国内の州代表戦「ランファーリー・シールド(Ranfurly Shield)」(愛称ログ・オ・ウッド(Log o Wood))の第1回大会においてオークランドRU(Auckland Rugby Union)を倒し、勝利した。

1976年に始まったニュージーランド州代表選手権(NPC、National Provincial Championship)において、1978年、1981年、1986年、2000年の4回、全国タイトルを獲得している。特に1981年では、ランファーリー・シールドにも優勝した。

2024年5月、建設会社ミルズ・アルバート(Mills Albert Limited)がネーミングライツスポンサーとなり、2024シーズンのチーム名は「ミルズ・アルバート・ウェリントン・ライオンズ(Mills Albert Wellington Lions)」となった[2][3]

スタジアム

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スカイ・スタジアム

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2000年以降、34,500人を収容するスカイ・スタジアム(Sky Stadium、旧ウェリントン・リージョナル・スタジアム(Wellington Regional Stadium)) をグラウンド本拠地として使用している。

スカイ・スタジアムでは、NPC決勝戦で4回 (2003、2004、2008、2013)、スーパーラグビー決勝戦で2回 (2015、2016)、2011年ワールドカップで8試合が開催された。2005年には、オールブラックスブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの対戦が行われ、48対18でオールブラックスが勝利した[1]

2000年以前の本拠地は、ニュータウン(Newtown)の中心にあるアスレチック・パーク(Athletic Park)だった。1896年にオープンし、1961年に大規模な改修が行われた。1999年に取り壊された[4][5]

CEO・ヘッドコーチ

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  • CEO:Tony Giles、2023- [6][7]
  • ヘッドコーチ:Alando Soakai、2024- [8]

日本に関連がある選手

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著名な出身選手

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出典[1]

出典

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  1. ^ a b c d About The Lions - Lions”. www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  2. ^ a b Wellington Lions and Wellington Pride Announce Mills Albert Ltd as New Naming Rights Partner for 2024 Season” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  3. ^ a b Wellington Lions and Wellington Pride Announce Mills Albert Ltd as New Naming Rights Partner for 2024 Season”. www.wrfu.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  4. ^ clubrugby (2019年10月9日). “Twenty years since Athletic Park closed” (英語). ClubRugby.nz. 2024年7月29日閲覧。
  5. ^ Finn, Brian (2022年9月3日). “A brief history of crap New Zealand stadiums” (英語). The Spinoff. 2024年7月29日閲覧。
  6. ^ Tony Giles to lead Wellington Rugby” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  7. ^ WELLINGTON RUGBY CHIEF EXECUTIVE HANGS UP HIS BOOTS”. www.wrfu.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  8. ^ a b Wellington Lions announce coaches for 2024 NPC Campaign” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  9. ^ 2022-2023シーズン退団スタッフコメント(アランド・ソアカイコーチ)|クボタスピアーズ”. www.kubota-spears.com. 2024年7月29日閲覧。
  10. ^ a b 元オールブラックスのデイン・コールズ氏がNPCウェリントンのスポットコーチに就任。 - ラグビーリパブリック” (2024年7月24日). 2024年7月29日閲覧。
  11. ^ a b Dane Coles to join the Wellington Lions coaching group” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  12. ^ a b 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、紙森選手・加藤選手が海外クラブへ期限付き移籍 | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年7月29日閲覧。
  13. ^ a b Mills Albert Wellington Lions sign two overseas players from the Kubota Spears Tokyo Bay Funabashi” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  14. ^ Former All Black, Tamati Ellison confirmed as Wellington Lions Head Coach” (英語). www.wellingtonlions.co.nz. 2024年7月29日閲覧。
  15. ^ リコー山藤、元NZ代表のタマティ・エリソンらが退団(ラグビーリパブリック)”. LINE NEWS. 2024年7月29日閲覧。
  16. ^ 2019年度退団選手及び2020年度新加入選手のお知らせ – WATER GUSH”. www.kurita-watergush.jp. 2024年7月29日閲覧。
  17. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “リコーブラックラムズ東京、千葉太一選手のウェリントンライオンズでのトレーニング参加のお知らせ | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年7月29日閲覧。
  18. ^ スピリッツオブサンゴリアス ロングインタビュー #329 辻本雄起”. サントリーサンゴリアス. 2024年7月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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