インテリアデザイナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

インテリアデザイナー英語:interior designer)とは、インテリアと呼ばれる建物内部やファサードなどの外部の装飾や空間構成、家具照明器具、照明計画など住空間の一部ないし全体の室内演出・デザインや建物全体の構成などを手掛ける職業、またはこれを職業にしている人たちを意味する。

職能[編集]

フリーランスで事務所を設けて活動する人も多く、自ら家具やインテリア雑貨を制作する人もいる。 美術やデザイン知識の他、原価計算、コスト計算などの作業も必要な他、契約案件の説明、特に大規模事業の際にはプレゼンテーション能力なども必要とされる職種。 建物全体の構成や配置、家具の色彩的統一、壁紙の柄、設置場所などについての、より快適に暮らすための相談・コンサルティングも行う。建築士との違いは建築基準法などの建築に関わる法令で定められた基準を守りながら建築の設計を行うことが建築士/建築設計従事者であるのに対し、各種法令に反しない範囲で建築の意匠設計の一部であるインテリアデザインのみを担当するのがインテリアデザイナーである。よって、建築士の職能の一部を補助する役割としてインテリアデザイナーが位置づけられる。

資格[編集]

建築士[編集]

建築物の設計を行う職業であり、意匠設計の一部としてインテリアデザインも行う。 インテリアデザインを他者が担当する場合でも、法令適合等の設計責任は建築士が負うこととなる。 丹下健三磯崎新黒川紀章安藤忠雄などは、インテリアデザイナーや家具デザイナーとしても著名。

インテリアコーディネーター[編集]

インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が実施するインテリアコーディネーター資格試験に合格し、登録を受けている者である。 一次試験(学科)と二次試験(プレゼンテーション・論文)に分かれている。

インテリアプランナー[編集]

インテリアプランナーは、公益財団法人建築技術普及センターが実施するインテリアプランナー資格試験に合格し、登録を受けている者である。 インテリアプランナー試験制度は、平成12年度まで建設省告示第1451号に定められた国家資格であったが、告示廃止後、建築士試験制度を管理する建築技術普及センターが民間資格として引き継いだ。 学科試験と設計製図試験に分かれており、学科試験の合格者はアソシエイト・インテリアプランナー(AIP)に登録可能。

インテリア設計士[編集]

インテリア設計士は、一般社団法人日本インテリア設計士協会が実施するインテリア設計士資格検定試験(1級・2級)に合格し、登録を受けている者である。 学科試験(1級は論文、2級は計画・技術・法規・法令)と実技試験(1級・2級とも企画計画、表現技術)に分かれている。

空間ディスプレイデザイナー・インテリアデザイナー・インテリアアドバイザー[編集]

空間ディスプレイデザイナー・インテリアデザイナー・インテリアアドバイザーは、日本デザインプランナー協会が実施する空間資格検定(1級・2級)、インテリアデザイナー資格検定、インテリア資格検定に合格した者である。 インターネットからの申し込みによる在宅受験となっており、登録は不要。

インテリアデザイナーになるための学校[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]