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アレックス・オノルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アレックス・オノルド
Alexander J. Honnold
南極にて(2023年)
個人情報
生誕 (1985-08-17) 1985年8月17日(40歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サクラメント
職業 ロッククライマー
実績
専門分野 フリーソロ・クライミング英語版
ビッグウォール・クライミング
著名な実績 エル・キャピタン ノーズ 最速登攀
フィッツ・ロイ 完全縦走
台北101 登頂(無保護具)

アレックス・オノルド(Alex Honnold、1985年8月17日 - )はアメリカロッククライマー/フリークライマー。ビッグウォールのフリークライミングで知られる。エル・キャピタンのノーズの最速登攀記録(2012年)[1][2]や、パタゴニアフィッツ・ロイの縦走記録(2014年)[3][4]などをもつ。

経歴

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カリフォルニア州サクラメント出身。10歳のときにクライミングを始めた[5]マイラ・ローマ・ハイスクールを優秀な成績(GPA 4.7)[6]で卒業し、カリフォルニア大学バークレー校に入学した。19歳で大学を中退し、以降バンでの生活を続けながらクライミングに専念する。

2010年、クライミングマガジンが主宰するゴールデン・ピトン賞を受賞した[7]。2011年11月、ハンス・フローリンと共にヨセミテ国立公園エル・キャピタンのノーズを2時間37分30秒で登攀したが、当時の最速記録には45秒及ばなかった[8]。翌2012年6月、再度挑戦し、2時間23分46秒の最速記録を打ち立てた[1][2]。2014年2月にはトミー・コールドウェルとともにパタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走に成功し、ピオレドール賞を受賞した[9][10]

2017年6月に行ったエル・キャピタンのフリークライミング挑戦に密着したドキュメンタリーが、映画『フリーソロ』として2018年に公開された。同作品は第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞をはじめ、2018年トロント国際映画祭、2019年英国アカデミー賞など、 20以上の賞を獲得した[11]

2026年1月25日、Netflixによる生中継が行われるなか、台湾にある高さが500メートルを超える超高層ビル台北101へのクライミングに安全ネットや命綱を用いずに挑戦し、約1時間半で登頂に成功した[12]。台北101への登頂は過去にアラン・ロベールが行っているが、命綱なしのものはオノルドが初となる[12]。この挑戦は当初は前日に予定されていたが、悪天候により延期されていた[13]

主な登攀歴

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いずれもヨセミテ国立公園

ボルダリング

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いずれもカリフォルニア州ビショップ

  • 2010年 アンブロージア: 8A(V11) 第二登[15]
  • 2012年 トゥー・ビッグ・トゥー・フレイル: 7C+(V10) あるいは 8B(5.13d) 初登[16]

その他(縦走など)

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著書

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  • 堀内瑛司 訳『アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』ロバーツ・ディヴィッド共著(山と溪谷社, 2016年)ISBN 9784635340311

脚注

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  1. 1 2 3 『ROCK & SNOW』number 071、山と溪谷社、2016年4月、48-49頁、ISBN 9784635924399
  2. 1 2 3 On the Nose: A Lifelong Obsession with Yosemite's Most Iconic Climb. Falcon Guides. (2016-09). pp. 193. ASIN B01LY7SNFL.
  3. Caldwell, Honnold Complete Fitz Traverse”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
  4. トミー・コールドウェル、アレックス・オノルドペア、パタゴニア・フィッツロイを初の完全縦走”. CLIMBING-net. 2016年11月11日閲覧。
  5. アレックス・オノルド; ロバーツ・ディヴィッド 著、堀内瑛司 訳『アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』山と溪谷社、2016年、24頁。ISBN 9784635340311
  6. Joe Rogan Experience #319 - Alex Honnold, Brian Redban”. Youtube.com. 2016年11月11日閲覧。
  7. 2010 Golden Piton Awards”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
  8. On the Nose: A Lifelong Obsession with Yosemite's Most Iconic Climb. Falcon Guides. (2016-09). pp. 192. ASIN B01LY7SNFL.
  9. 1 2 第23回ピオレドールは フィッツロイ縦走、タムセルク南西壁、ハグシュ北壁の3隊が受賞”. CLIMBING-net. 2016年11月11日閲覧。
  10. 1 2 2015 Piolets d’Or Awards”. Rock and Ice Magazine. 2016年11月11日閲覧。
  11. 映画「フリーソロ」公式サイト
  12. 1 2 高さ508m「台北101」 米クライマー、ロープなしで初登頂”. www.afpbb.com (2026年1月25日). 2026年1月25日閲覧。
  13. 米国人クライマー、命綱なしで台北101登攀成功-Netflixがライブ配信”. Bloomberg. 2026年1月26日閲覧。
  14. 1 2 Honnold's Biggest, Baddest Solo Yet”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
  15. Alex Honnold Gets the 2nd Ascent of Ambrosia. - Rock Climbing & Bouldering Articles (2010年2月18日). 2016年11月11日閲覧。
  16. Alex Honnold: Too Big to Flail”. dpmclimbing.com. 2016年11月11日閲覧。
  17. The North Face: Low's Gully, Borneo Big Wall Expedition 2009”. Youtube.com. 2016年11月11日閲覧。
  18. 米クライマーのアレックス・オノルド、台北101の登頂に成功 命綱なし”. CNN.co.jp. 2026年1月25日閲覧。

外部リンク

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