アルベール・グレーズ
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アルベール・グレーズ(Albert Gleizes (Albert-Léon Gleizes)、1881年11月8日 - 1953年6月23日)は、フランスのキュビスムの画家。パリに生まれる。
来歴・人物
[編集]ピュトー・グループに属し、1912年には、セクションドールを結成した。同年には、ジャン・メッツァンジェと共同で、キュビスムの理論書である『キュビスムについて(Du Cubisme)[1]』を著す。
1931年には、アプストラクシオン・クレアシオンのメンバーともなった。
ピカソとブラックのキュビスム作品とは異なり、色彩およびデザイン性に富んだ作品を制作した。一時デザイナーをしていたという経歴もあり、特に、デザイン性は顕著であった。このことは、キュビスムの普及に貢献することになった一方で、メッツァンジェとともに、キュビスムを装飾的な絵画に堕落させた、世俗化させた、というような批判を受けることもあり、賛否相半ばする。このこともあって、日本では、あまり紹介されることがない。
著作
[編集]- 『キュービスム バウハウス叢書13』 貞包博幸訳、中央公論美術出版、1993年、新装版2020年。ISBN 9784805510636
脚注
[編集]- ^ “アルベール・グレーズ|ジャン・メッツァンジェ|キュビズム[一]|1912年”. ARCHIVE. 2024年4月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- アルベール・グレーズ|ジャン・メッツァンジェ「キュビズム[一]」(1912年。木村荘八訳) - ARCHIVE
- FONDATION ALBERT GLEIZES PARIS
- Albert Gleizes(本人の顔写真あり)
- Fundación Telefónica
- Museu Picasso of Barcelona(2001年の展覧会「Albert Gleizes, cubism in majesty」の紹介)