アマチュア野球内規

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アマチュア野球内規(アマチュアやきゅうないき)とは、日本のアマチュア野球規則委員会が制定している野球の特別規則。硬式軟式を問わず、また社会人大学高校少年学童を含む全てのアマチュア野球公認野球規則と同等の効力を持つものとして適用されている。

内容[編集]

規則は全部で12章からなり、下記のように広範囲にわたり非常に細かく規定が行われている[3]。本節では各章の表題のみ記載する。

  1. 審判員がインプレイのとき使用球を受け取る
  2. アウトの時機
  3. 最終回裏の決勝点
  4. 二死、四球暴投、決勝点で打者一塁へ進まず
  5. 正式試合となる回数
  6. 次回の第一打者
  7. バッタースボックスルール
  8. 危険防止(ラフプレイ禁止)ルール
  9. 打者の背後にウエストボールを投げる
  10. アピールの場所と時機
  11. ワインドアップポジションの投手
  12. 投球する手を口または唇につける
  13. 投手の遅延行為

脚注[編集]

  1. ^ 第7章の題名「オブストラクションの厳格適用」が「危険防止(ラフプレイ禁止)ルール」に改められ、走者がボールを保持している野手に故意に接触して落球させた場合ボールデットとなり、当該走者にアウトが宣告されるとともに他の走者は妨害発生時に占有していた塁に戻ることが新たに規定された。なお、野手又は捕手がボールを持たずに塁線上及び塁上に位置して走者の走路をふさいだ場合のオブストラクションの厳格適用の規定は残されている。
  2. ^ 「危険防止(ラフプレイ禁止)ルール」に新たな解釈が付け加えられたことと、バッターがむやみに打席を離れてはならないバッタースボックスルールが付け加えられた。
  3. ^ 近年では2013年2月[1]2016年2月[2]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]