アベシェ

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アベシェAbéché)は、チャド東部に位置する都市。人口78191人(2008年)。チャド東部の中心都市である。19世紀末まで存在したワダイ王国首都だった[1]が、1903年フランスに征服された。首都ンジャメナやスーダンのエル=ファーシルには道路が通じており、かつては交易の中心地だった。サヘル地帯に位置し、遊牧民と農耕民が混在する地域である。

スーダン国境からは150kmと近く、現在、隣接するスーダンのダルフール地方からの難民が大量に押し寄せ、それを支援する国連難民高等弁務官事務所NGOなどの拠点となっている。また、チャド国内の反政府勢力も出没し、2008年6月には政府軍によってアベシェが封鎖される事態となった[2]

脚注[編集]

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  1. ^ 「チャド盆地の地域史と農牧業」p240 石山俊(「朝倉世界地理講座 アフリカⅠ」初版所収)、2007年4月10日 朝倉書店
  2. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2406597?cx_part=search 「チャド、反政府勢力が東部の町を奪取か 米国は大使館職員退去を開始」AFPBB 2008年6月17日 2019年12月31日閲覧

関連項目[編集]