アフリ・コーラ

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アフリ・コーラのペットボトル

アフリ・コーラ(afri-cola)はドイツコーラ飲料である。


概要[編集]

1931年にできたコーラで、カフェインの量(濃度250mg/l)が世界一と謳っている。アメリカでもライセンスを取って販売されている。また原料のフレーバーには他のコーラと違いリンゴの酸味を使っているのも特徴である。

本国ドイツでもコカコーラに押されており、田舎を除き店頭では置いていないことも多い。アフリ・コーラが販売されている国はドイツ以外に6カ国あるが、その中で最大のアメリカ市場でさえ一部のマニアにしか愛飲されていない。日本においては未発売であり、名前は知られているものの現物を国内で飲む事は不可能である。

2007年にドイツで開催された主要国首脳会議(G8サミット)においてアフリ・コーラが支給された。

買収の経緯とカフェインの量[編集]

世界一のカフェインの量を誇るアフリ・コーラも一時は買収やブランドイメージの変化に伴い、カフェインの量を減らした時期があり、1998年ミネラルブルネン・ユバーキンゲン=タイナッハドイツ語版に買収された際、25mg/100mlあった量を15mg/100mlにまで減らされたという。それまでのアフリ独自のガラス瓶からペットボトルにさし変わり、その後アフリ・コーラの売上げは落ちていき、ブランド力も下がったという。その後奪回策をはかり苦肉の策として2005年にカフェイン量を20mg/100mlに引き上げたのに続いて、2006年4月より元の25mg/100mlに戻した。

なおアメリカ版のアフリ・コーラでは現在でも1998年まで本国ドイツで使用されていた瓶のタイプを起用している。

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