ふるさと山形ネットサービス
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ふるさと山形ネットサービス(ふるさとやまがたネットサービス)は、キャッシュカードを利用した山形銀行・きらやか銀行・荘内銀行間におけるATM・CD利用手数料無料提携サービスのことである。略称:「FYネット」(エフワイネット)
概要
[編集]1990年(平成2年)、山形銀行と殖産銀行の提携サービスとしてスタート[1]。2000年(平成12年)山形しあわせ銀行が提携に参加し[1]、2007年(平成19年)5月7日、殖産、山形しあわせの合併できらやか銀行が発足すると2行間サービスとなる。2行間では現金の引き出し、振り込み、預け入れとも手数料が無料だった[2]。
2020年(令和2年)12月1日、荘内銀行が参加するが、引き出し、振り込みは無料でできるようになったものの、預け入れが荘内と他2行との間ではできなかった[2]。しかし、2021年(令和3年)12月20日から荘内でも預け入れが可能となり、3行間で現金の引き出し、振り込み、預け入れがいずれも無料で相互利用できるようになる[2]。ただし振り込みの際は別途、各行が定める手数料が必要となり、引き出し、振り込み手数料が無料になるのは、平日午前9時~午後6時。また各行が他金融機関と共同設置しているATMコーナーはサービスの対象外となる[2]。
沿革
[編集]- 1990年 - 山形銀行と殖産銀行の提携サービスとしてスタート。
- 2000年 - 山形しあわせ銀行が提携に参加。
- 2007年5月7日 - 山形しあわせ銀行・殖産銀行が合併して「きらやか銀行」となったことに伴い、提携行は1行減の2行となる。
- 2020年12月1日 - 荘内銀行が提携に参加。
- 2021年12月20日 - 荘内銀行も入金に対応し、3行間でカード預け入れが可能となる。
脚注
[編集]- ^ a b “荘内銀 山形・きらやか銀とATM提携/20日から相互利用 無料に”. 山形コミュニティ新聞. (2021年12月10日) 2021年12月12日閲覧。
- ^ a b c d “県内3地銀、ATM相互利用無料に 20日から、預け入れも”. 山形新聞. (2021年12月4日) 2021年12月4日閲覧。