「オンラインカジノ」の版間の差分
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2019年7月11日 (木) 02:23時点における版
この記事はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点から説明されていない可能性があります。(2018年6月) |
オンラインカジノ(online casino)は、コンピュータネットワーク上で仮想的に開帳される賭博場(カジノ)である。
違法性について
この節は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
2016年2月に決済手段「NetBanQ」の運営者が逮捕されたことに関連して数名のプレイヤーが千葉県警による家宅捜索を受け(後述)、さらに2016年3月10日、日本国内から日本国外のオンラインカジノで賭けをしたとして、京都府警察が単純賭博罪により3名を強制捜査の上逮捕している(後述)。2017年1月末現在、日本国内から日本国外のオンラインカジノで賭けをした場合の可罰性についての裁判例はない。これまで逮捕および家宅捜索を受けたプレイヤーのほとんどは略式起訴を受け入れているが、略式起訴を受け入れずに裁判で争う姿勢を見せたプレイヤーに対しては、検察はこれを不起訴処分としている。
日本政府は国会答弁にて「犯罪の成否については、捜査機関が収集した証拠に基づいて個々に判断すべき事柄であることから、政府として、お答えすることは差し控えるが、一般論としては、賭博罪・賭博開張図利罪が成立することがあるものと考えられる」と述べている。[1]
事件
2016年2月 千葉県警より決済サービス「NetBanQ」の運営者が逮捕され、その利用者であったオンラインカジノプレイヤー数名が家宅捜索を受けた[2]。
2016年3月11日 京都府警により国外に拠点があるオンラインカジノ「スマートライブカジノ」の個人利用客が全国で初めて逮捕された[3] [4]。
2016年6月10日 京都府警により実際の運営拠点は日本国内にあると判断されたネットカジノ「ドリームカジノ」の運営者5名が逮捕された[5]。
2017年1月 「NetBanQ」に関連し家宅捜索を受けていたプレイヤーのうち一名が略式起訴を受け入れずに裁判で争う姿勢を見せ、結果的に不起訴となった[6]。
オンラインカジノにあるゲームの種類
以下のゲームはオンラインカジノで提供されるゲームの一例である。
脚注
- ^ (政府国会答弁)
- ^ 国内口座使い客に賭博か オンラインカジノ全国で初摘発 会社役員ら逮捕 千葉県警 千葉日報 2016年2月16日
- ^ オンラインカジノの客、全国初の逮捕「海外サイト」なのに摘発されたのはなぜ? 弁護士ドットコム(2016年3月29日)
- ^ ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用 京都府警 産経WEST(2016.3.10)
- ^ 常習賭博 ネットカジノ運営、容疑で5人逮捕 京都府警が全国初 毎日新聞 2016年6月10日
- ^ 不起訴の勝ち取りーオンラインカジノプレイヤーの件 賭博罪改正を願う弁護士津田岳宏のブログ