飾り寿司

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飾り寿司(かざりすし)とは、握り寿司巻き寿司押し寿司ちらし寿司などを季節や行事、イベント用に創作して盛り込んだ寿司料理である。巻き寿司の場合は特に「飾り巻き寿司」とも呼ばれる。

歴史[編集]

江戸前ネタを使用した創作の寿司を表す言葉は、昔から寿司屋では細工寿司と呼ばれていた。巻き寿司については、細工巻というや紋様、家紋などをかたどった柄も以前から考えられていた。また、千葉県郷土料理太巻き祭り寿司があり、これも飾り寿司の一種である。

種類 [編集]

和風の飾り寿司、洋風の盛り付けの創作寿司、自由な発想の海外のフィージョン寿司などもある。飾り巻き寿司の場合は季節のイメージ、花、果物文字動物、魚、キャラクター、ロゴマークなどをかたどっている。

参考文献[編集]

  • 川澄健『飾りずしの技術 細工ずしの技術』(旭屋出版、2020年)
  • 青山修二『四季の細工寿司』(旭屋出版、2003年)
  • ゆうエージェンシー編『飾り寿司ー春夏秋冬を楽しむわが家の自慢寿司ー 』(成美堂出版、1998年)
  • 川澄健『川澄健のいちばんわかりやすい! 飾り巻きずしの作り方』(主婦の友社、2013年)