韓国学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Hyolee2 (会話 | 投稿記録) による 2012年5月20日 (日) 07:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (凍土の共和国、38度線の北は韓国学の領域ではない)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

韓国学
各種表記
ハングル 한국학
漢字 韓國學
発音 ハングカク
日本語読み: かんこくがく
英語 Koreanology/Korean studies
テンプレートを表示

韓国学(かんこくがく)は 韓国(大韓民国だけではなく過去から現在までの朝鮮半島全体)に関する多様な分野から韓国固有のものを研究する学問である。言語歴史地理政治経済社会文化など多様な分野にわたって研究されている。以前は国学と呼ばれていたが、保守的・国粋的と見られていた為、現在は韓国学が一般化している。主に歴史的接近法、文化的接近法、社会・政治的接近法を使って研究している。最近は過去の韓国に対する研究のみならず現代韓国の社会文化に対する研究を含めるようになり範囲が広がっている(なお、休戦ラインより以北は北韓学の範囲になることもある)。

韓国学という言葉は1940年代、日本からの光復以後に使われる様になったが、広く知られていなかった。しかし、朝鮮戦争が休戦となった以後活発な研究が始まった。1991年に、大韓民国政府は韓国学を広く普及させようと韓国国際協力財団を設置した。韓国学を研究する学者は韓国のみならずにも日本アメリカ合衆国などにも多い。2005年末には、世界各地で韓国学を開設している大学は62カ国735箇所あり、そのうち半分近い335箇所が日本にある[1]。日本は19世紀末から、大陸進出に伴い、韓国と満洲、中国に対する研究に関心を持って多くの努力をした。現在も日本は韓国の外で韓国学を最も多く研究する国家だ。

年表

脚注

  1. ^ 국내·외 한국학계 소통의 ‘밑거름 한겨레 2007.01.18

外部リンク