霧島ジオパーク
霧島ジオパーク（きりしまジオパーク）は、鹿児島県（霧島市、曽於市、湧水町）と宮崎県（都城市、小林市、えびの市、高原町）にまたがる霧島山周辺地域のジオパークである。2010年9月に日本ジオパークネットワークへの加盟が認定された。
概要
霧島山は、加久藤カルデラの南縁の20km×10kmの楕円形の範囲に、20あまりの火山と火口湖が集まっている[1]。 これら火山や火口湖の形態、そして植生が多様であり、また歴史・神話も豊かな地域である[1]。
マスコットキャラクターは「キリッチ」で、PR資料で積極的に使われている割に着ぐるみは製作されていない。ジオパークの独自マスコットとしては珍しい方であり、宮崎県と鹿児島県のマスコットであることをアピールするため、着ぐるみが製作された時点で事務局がおかれている宮崎県の所属マスコットと看做されるためである[2]。
沿革
- 2014年12月22日 - 日本ジオパークとして認定される[3]。
- 2019年1月28日 - 日本ジオパーク委員会において、霧島ジオパークが再認定される。（ジオパークでは４年ごとの再認定審査が義務付けられている。）[4]
主なジオサイト
日本ジオパークネットワークのウェブサイトでは、下記が「主な見どころ・おすすめジオサイト」とされている[1]。
関連項目
脚注
- ^ a b c 日本ジオパークネットワーク. “宮崎県、鹿児島県 霧島ジオパーク”. 2017年2月19日閲覧。
- ^ 霧島ジオパーク関連イベントの場合、大抵の場合は立地自治体関連におけるマスコットの着ぐるみ（都城市…ぼんちくん、小林市…こすモー、えびの市…みなほ、高原町…たかぼー・はるちゃん、霧島市…アヒル隊長、曽於市…そお星人、湧水町…ゆうたん）が着ぐるみが無いキリッチの役割を担っている。
- ^ 宮崎日日新聞 (2014年12月23日). “霧島ジオパーク再認定 日本委員会、諸課題取り組み確認”. 2017年2月19日閲覧。
- ^ “日本ジオパークネットワーク”. 日本ジオパークネットワーク. 2019年2月14日閲覧。
参考文献
- 井村隆介、石川徹：霧島ジオパークと2011 年霧島山新燃岳噴火 地質学雑誌 Vol.120 (2014) No.Supplement p.S155-S164
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関連項目
外部リンク
- 霧島ジオパーク推進連絡協議会. “霧島ジオパーク”. 2022年9月1日閲覧。
- 日本ジオパークネットワーク. “宮崎県、鹿児島県 霧島ジオパーク”. 2017年2月19日閲覧。
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