阿南発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfu75k (会話 | 投稿記録) による 2022年7月18日 (月) 16:36個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 www.nikkei.com)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

阿南発電所
阿南発電所
阿南発電所
種類 火力発電所
電気事業者 四国電力
所在地 日本の旗 日本
徳島県阿南市橘町幸野106番地
北緯33度52分45秒 東経134度39分12秒 / 北緯33.87917度 東経134.65333度 / 33.87917; 134.65333座標: 北緯33度52分45秒 東経134度39分12秒 / 北緯33.87917度 東経134.65333度 / 33.87917; 134.65333
3号機
発電方式 汽力発電
出力 45万 kW
燃料 重油、原油
営業運転開始日 1975年5月20日
4号機
発電方式 汽力発電
出力 45万 kW
燃料 重油、原油
営業運転開始日 1976年12月17日
公式サイト:阿南発電所
テンプレートを表示

阿南発電所(あなんはつでんしょ)は、徳島県阿南市橘町幸野106にある四国電力石油火力発電所

概要

昭和40年代の高度成長期の経済発展に伴い急増した電力消費に対応するため新徳島火力発電所として建設された石油火力発電所。1963年昭和38年)7月に1号機が運転を開始、4号機までが建設された。

隣接して橘湾発電所電源開発社の石炭火力発電所である橘湾火力発電所があり、両社は密接に協力発電している。

1・2号機は稼働状況や運転の維持管理コスト、設備の老朽化を踏まえ、長期計画停止の運用に入っていたが、伊方発電所の再稼動遅れにより電力需給が厳しいため、2号機については2011年12月に運転を再開した[1]。なお、伊方原発が再稼働したこともあって、2号機は長期計画停止した後に需給状況を見極めて廃止する予定。[2] 1・2号機は2019年2月、廃炉にする方向が決定された。4号機は2019年4月から長期計画停止になった。

発電設備

4号機が完成した1976年の空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 総出力:90万kW[3]
  • 敷地面積:28万m2
3号機
定格出力:45万kW
使用燃料:重油原油
営業運転開始:1975年5月20日
4号機(2019年4月1日より長期計画停止中)
定格出力:45万kW
使用燃料:重油、原油
営業運転開始:1976年12月17日

廃止された発電設備

1号機(廃止)
定格出力:12.5万kW
使用燃料:重油
営業運転期間:1963年(昭和38年)7月29日 - 2019年(平成31年)3月1日
2号機(廃止)
定格出力:22万kW
使用燃料:重油、原油
営業運転期間:1969年(昭和44年)1月10日 - 2019年(平成31年)3月1日

出典

関連項目

外部リンク