鈴木康弘 (実業家)

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すずきやすひろ

鈴木 康弘
生誕 (1965-02-28) 1965年2月28日(59歳)
東京都武蔵野市
国籍 日本の旗 日本
出身校 武蔵工業大学(現東京都市大学
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鈴木 康弘(すずき やすひろ、1965年2月28日 - )は、日本の実業家。デジタルシフトウェーブ社長、日本オムニチャネル協会会長、SBIホールディングス取締役、情報経営イノベーション専門職大学超客員教授DXマガジン総編集長。

人物[編集]

セブン&アイHDを率いた鈴木敏文の二男として東京都に生まれる[1]武蔵工業大学卒業後、富士通に入社。システムエンジニアとして勤務。その後ソフトバンクに転職。電子商取引事業の立ち上げに携わり、1999年には同社、セブン-イレブントーハンヤフーとの合弁会社であるネット書籍販売会社イー・ショッピング・ブックスの社長に就任[2]

セブン&アイHD執行役員を経て[3]、2014年3月には、セブン&アイHDにおけるネットショッピング事業の再編に伴い、セブン&アイ・ネットメディア社長に就任したほか、同12月にはセブン&アイHDのCIOに抜擢される[2]。2015年5月、セブン&アイHD取締役に就任。HD内のリアル店舗とネット販売を融合する取り組みであるオムニチャネル戦略の指揮を執る[4][3]

セブン&アイHD会長兼CEOだった父親の敏文が2016年4月に辞任を表明。同年12月30日を以て、康弘も自身からの申し出によってセブン&アイHD取締役から退いた[5][6]

2017年3月1日、ITコンサルティング会社「デジタルシフトウェーブ」を立ち上げ、社長に就任する[7]

略歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “セブンは「単なる小売業」から変わっていく鈴木康弘氏が明かすオムニチャネル戦略”. 東洋経済オンライン. (2014年4月23日). http://toyokeizai.net/articles/-/35961 2014年11月11日閲覧。 
  2. ^ a b “セブン&アイ鈴木会長、世襲への布石か 「結果を出せない」次男抜擢、社内から異論続出”. ビジネスジャーナル. (2015年1月2日). http://biz-journal.jp/2015/01/post_8448.html 2015年4月4日閲覧。 
  3. ^ a b 『ユニクロ潜入一年』横田増生、 文藝春秋 (2017/10/27)、p166-170
  4. ^ “セブン&アイHD、鈴木会長の次男が取締役に”. 日本経済新聞. (2015年4月2日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ02IHD_S5A400C1TJ2000/ 2015年4月3日閲覧。 
  5. ^ “セブン&アイ、鈴木前会長の次男が取締役退任へ”. 日本経済新聞. (2016年12月9日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09H1Z_Z01C16A2EAF000/ 2017年2月3日閲覧。 
  6. ^ “スクープ、セブン鈴木康弘氏が取締役退任へ 敏文氏の二男、オムニ戦略の旗振り役だった”. 東洋経済オンライン. (2016年12月9日). http://toyokeizai.net/articles/-/148881 2017年2月3日閲覧。 
  7. ^ “セブン&アイ鈴木前会長の次男、ITコンサル会社を設立”. 日本経済新聞. (2017年3月2日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13559580R00C17A3TJC000/ 2017年3月12日閲覧。 
  8. ^ 「鈴木康弘すずきやすひろ コンパクト版印刷 フル版印刷 株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長/ SBIホールディングス株式会社 独立社外取締役」講演依頼.com
  9. ^ a b c d e f g h i j k l 「2019年3月期(2018年4月~2019年3月末)有価証券報告書」SBIホールディングス
  10. ^ 客員教員 鈴木 康弘 Yasuhiro Suzuki 株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長情報経営イノベーション専門職大学
  11. ^ 日本オムニチャネル協会/本格的に活動開始/実店舗展開企業は参加無料2020/04/24日本流通産業新聞
  12. ^ 世界初!DX実践者と読者を結ぶDX専門クロスメディア『DXマガジン』創刊。2021年4月1日オンライン配信スタート 2021/04/01PRTIMES

外部リンク[編集]