邵煒剛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。超プロ住民 (会話 | 投稿記録) による 2010年8月1日 (日) 10:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (「邵煒剛」を「邵イ剛」へ移動: 記事名の制約)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

邵煒剛
プロフィール
出生: 1973年2月21日
出身地: 上海市
職業: 囲碁棋士
各種表記
繁体字 邵煒剛
簡体字 邵炜刚
ラテン字 Shao Weigang
和名表記: しょう いごう
発音転記: シャオ・ウェイガン
テンプレートを表示

邵 煒剛(しょう いごう、シャオ・ウェイガン、1973年2月21日 - )は、中国囲碁棋士上海出身、中国囲棋協会所属、九段。友情杯戦優勝、NEC杯囲棋戦優勝2回など。常昊らとともに「七小龍」の一人とされる。

経歴

3、4歳頃からシャンチー(中国象棋)で才能を見せるが、8歳の時に区の訓練場で囲碁を覚えて頭角を現し、区の体育宮から上海市の体育宮へ進み、11歳で国家囲棋集中訓練隊入り、1986年に国家少年囲棋隊に入り、初段となった。この86年組と呼ばれる中では、常昊とともに若手リーダー格となる。1989年、海峡杯全国招待戦優勝。1992年に全国囲棋個人戦優勝、同年新体育杯リーグ入り、十強戦Bリーグ2位。1993年の富士通杯でベスト8、同年馬暁春に弟子入り。1994年棋王戦の挑戦者決定戦で曹大元に1-2で敗退、霜花杯全国青少年戦準優勝。1995年に新人王戦で王磊 (囲碁)を破って優勝。1997年に友情杯戦優勝。同年NEC杯戦で優勝し、日中スーパー囲碁優勝者戦に出場するが、加藤正夫に1-2で敗れる。1998年のLG杯世界棋王戦では、李世乭劉昌赫山田規三生を破りベスト4進出。同年九段。2000年名人戦で馬暁春に挑戦するが、2-3で敗れる。

甲級リーグ戦では、上海、貴州、山東に所属。中国棋士ランキングでは、1998年3月に4位、2000年12月に2位。

国家囲棋隊隊長を務める。

タイトル歴

その他の棋歴

国際棋戦

国内棋戦

  • 徳隆衣業杯四強戦 準優勝 1997年
  • 名人戦 挑戦者 2000年
  • 阿含・桐山杯 準優勝 2000、04年
  • 永達杯王中王戦 準優勝 2004年
  • 中国囲棋甲級リーグ戦
    • 1999年(上海時代巨盛)1-3
    • 2000年(上海移動通信)15-4
    • 2001年(上海移動通信)5-9
    • 2002年(上海移動通信)7-8
    • 2004年(貴州咳速停)8-11
    • 2005年(貴州咳速停)6-10
    • 2006年(山東中国網通)15-7
    • 2007年(山東中国網通)

参考文献

  • 大島正雄「世界一を目指す超新星群像 第9回 邵煒剛」(「棋道」誌 1998年9月号)

外部リンク