谷崎由依
谷崎 由依(たにざき ゆい、1978年[1] - 、女性)は、日本の小説家、翻訳家、近畿大学講師。福井県福井市出身[2]。福井県立藤島高等学校[3]、京都大学文学部美学美術史学科卒業[4]。同大学院文学研究科修士課程修了[4]後、英米小説の翻訳や校正を手がける。2015年近畿大学文芸学部講師。
略歴
作品リスト
小説
単行本未収録作品
- 「ガルラレーシブへ」(『群像』2008年12月号)
- 「花いちもんめ」(『STRANGE FICTION』SFマガジン2009年5月増刊号)
- 「火を盗む」(『文學界』2009年6月号)
- 「見おぼえのない女」(『群像』2012年3月号)
- 「jiufenの村は九つぶん」(『すばる』2012年10月)
- 「短夜」(『en-taxi』vol.42、2014年夏)
訳書
- 『10ドルだって大金だ』(2006年10月、河出書房新社)
- ジャック・リッチーの短編集。うち「毒薬であそぼう」、「10ドルだって大金だ」、「円周率は殺しの番号」の翻訳を担当。
- 『物しか書けなかった物書き』(2007年2月、河出書房新社)
- ロバート・トゥーイの短編集。うち「墓場から出て」、「オーハイで朝食を」の翻訳を担当。
- 『喪失の響き』キラン・デサイ(2008年3月、早川書房)
- 『アニマルズ・ピープル』インドラ・シンハ(2011年3月、早川書房)
- 『ならずものがやってくる』ジェニファー・イーガン(2012年9月、早川書房)
- 『国境の向こう側』(2013年11月、早川書房)
- グレアム・グリーンの短編集。うち「モランとの夜」の翻訳を担当。
- 『ベスト・ストーリーズI ぴょんぴょんウサギ球』(2015年12月、早川書房)