茂津多岬灯台
茂津多岬灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 0603 [M7014] |
位置 | 北緯42度36分52秒 東経139度49分40秒 / 北緯42.61444度 東経139.82778度座標: 北緯42度36分52秒 東経139度49分40秒 / 北緯42.61444度 東経139.82778度 |
所在地 | 北海道島牧郡島牧村字持田 |
塗色・構造 |
白地に黒横帯1本塗 塔形 コンクリート造 |
レンズ | 第3等大型フレネル式 |
灯質 | 群閃白光 毎24秒に2閃光 |
実効光度 | 470,000 cd |
光達距離 | 23.5海里<約43.5km> |
明弧 | 全度 |
塔高 | 18.0 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 282 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1937年(昭和12年)4月11日 |
管轄 |
海上保安庁 第一管区海上保安本部 |
茂津多岬灯台(もったみさきとうだい)は、北海道の渡島半島西側にある茂津多岬の突端に立つ白と黒に塗られた尖り屋根の大型灯台。平均海面から塔頂までの高さでは、日本一。(標高<平均海面から灯火>では、兵庫県美方郡香美町にある余部埼灯台)。周辺は、狩場茂津多道立自然公園に指定されていて、天気の良い日は日本海から奥尻島を望める景勝地。
歴史
- 1937年(昭和12年) - 鉄筋コンクリート造で標高日本一の灯台が建てられる。当時は灯台守とその家族が居住していた。
- 1951年(昭和26年) - 兵庫県に余部埼灯台が建設され、この灯台は2番目になる。
- 1963年(昭和38年) - 機械が自動化され、無人の灯台になる。
- 2001年(平成13年)8月 - 改築により屋根部分が交換され、平均海面から塔頂までの高さ(290m)では、日本一の灯台になる。
交通
- 国道229号茂津多トンネルのせたな町側入り口付近に灯台へ通じる道がある。(看板がある)
- そこから車で5分程度だが道中は幅が狭い。対向車がいる場合待避所が数箇所あるがそれ以外の場所ではすれ違いが困難である。また周辺は熊の生息地なので注意が必要。
なお、所在地においては島牧村であるが前述の通り灯台へ向かう道はせたな町側にしかない。
その他
- 周辺は教育の森として整備されており多くの植物が生息。
- すぐ横には休憩できるベンチがある。
- 灯台からは道南日本海側を一望できる眺めが良いスポットである。
- 冬期間は積雪の為灯台までの道路が封鎖され行けない。
関連項目
外部リンク
- せたな町公式HP:茂津多岬灯台[1]