義江明子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。116.80.13.48 (会話) による 2014年6月14日 (土) 15:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎著書)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

義江 明子(よしえ あきこ、旧姓:浦田、1948年10月 - )は日本の歴史学者帝京大学教授。専門は日本古代史女性史

大阪府出身。日本古代における氏神の成立過程からウヂの組織原理と変説について研究しているほか女性史研究を展開し、弥生古墳時代の女性首長から古代の豪族層女性への展開に関して研究を発表している。夫は日本中世史の義江彰夫

略歴

著書

  • 『日本古代の氏の構造』吉川弘文館、1986年3月。 
  • 『日本古代の祭祀と女性』吉川弘文館〈古代史研究選書〉、1996年11月。 
  • 『日本古代系譜様式論』吉川弘文館、2000年10月。 
  • 『古代女性史への招待…“妹の力”を超えて』吉川弘文館、2004年10月。 
  • 『つくられた卑弥呼…“女”の創出と国家』〈ちくま新書〉2005年4月。 
  • 県犬養橘三千代』吉川弘文館〈人物叢書〉、2009年12月。 
  • 『古代王権論 神話・歴史感覚・ジェンダー』岩波書店 2011
  • 天武天皇持統天皇』吉川弘文館・日本史リブレット、2014 

共編

  • 思想と文化 竹村和子共編著 明石書店 2010.7 ジェンダー史叢書