第四次大覚醒
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第四次大覚醒(だいよじだいかくせい、Fourth Great Awakening)は、1960年代末から、1970年代に、アメリカ合衆国で起こったキリスト教の覚醒について、何人かの経済学者、歴史学者がこう呼んでいる。第四次大覚醒の用語については、以前の大覚醒との相違を感じる歴史家の間で議論が起こっている。しかし、それが大覚醒であるかどうかに関わらず、実際アメリカに大きな変化が起こった。最も伝統的なキリスト教団体である南部バプテスト教会とミズーリ・ルーテル教会の教会が急成長し、アメリカを横断して広がった。一方、エキュメニカル派のプロテスタントの会員は減少し、影響力も衰退した。他の福音主義とキリスト教根本主義の教派は急成長した。また増大するアメリカの世俗主義(同性愛者や中絶の権利を求める運動等)対して、保守的なキリスト教会は対決姿勢を持つようになった。