神の子池
座標: 北緯43度38分43秒 東経144度33分1秒 / 北緯43.64528度 東経144.55028度
神の子池 | |
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所在地 | 北海道(オホーツク総合振興局) |
周囲長 | 0.22 km |
最大水深 | 5 m |
成因 | 自然湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
透明度 | 5 m |
プロジェクト 地形 |
神の子池(かみのこいけ)は、北海道オホーツク管内斜里郡清里町にある池である。「神の小池」ではない。
地理
北海道東部の釧路管内弟子屈町にある摩周湖の北東に位置する。水深5メートル、平均水温8度である。
摩周湖の水量が年間通して変わらないのは、この神の子池と摩周湖が地下でつながり、一日1万2000トンもの水が湧き出ているからと言われていたが、水質調査の結果神の子池の水源は摩周湖本体ではなく、外輪山への降水が伏流水となって水源になっている[1]。そのため、流れ出る小川は視認できるが、流入する川は地表には存在しない。
水の透明度は高く、池に沈んだ倒木が水の底に横たわる姿がはっきりと見える。天候にもよるが、水面がエメラルドブルーに見え、神秘的な雰囲気を漂わせる。この色は太陽光の中の青い波長の光だけ深い水に吸収されずに底の白い火山灰に反射するためと言われている。[要出典]
近年、神の子池を近くで見たい人の立入や不要物の投げ込み、土砂流入等による池の景観への影響が懸念される状況となり、2015年10月に池の周囲に木道が整備された[2]。
参考画像
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神の子池の入口
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神の子池への通路
2019年5月1日の状態
アクセス
清里町市街から北海道道1115号摩周湖斜里線を根室管内中標津町方面に進むと、途中に神の子池を示す看板がある。そこから約2キロメートルほど林道に入ると神の子池に着く。近隣の摩周湖第1展望台や知床半島などに比べ、観光地化がされていない場所であったが、近年は観光スポットとして取り上げられることもあり訪れる人も増えている。また観光客のために駐車場と簡易トイレが設置されている。5月下旬までは林道が積雪で覆われ車両通行止めとなるので、幹線道路より往復4キロメートルの林道を歩く必要がある。
脚注
- ^ 濱田浩美, 「摩周湖の水位変動と周辺湧水の水質」『日本陸水学会 講演要旨集』 日本陸水学会 2002 府中大会 p.90, doi:10.14903/jslim.68.0.90.0
- ^ 神の子池 神々しい清里町の絶景スポットをどう遊ぶ? たびらい
関連項目
外部リンク
- “神の子池”. 観光情報. 清里町. 2020年10月14日閲覧。