矢部嵩

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矢部 嵩(やべ たかし、1986年[1] - )は日本小説家東京都八王子市出身。

経歴・人物

武蔵野大学文学部卒業[2]。大学在学中の2006年に、「紗央里ちゃんの家」で第13回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞してデビュー[1]

同人活動として、大学の同期である詩人白鳥央堂と二人誌"clearstory"を、また作家仲間と「サークル薄禍企画」で同人誌を刊行している[3]

著書

雑誌・アンソロジー掲載作品

  • 「教室」 (掌編、『年刊日本SF傑作選 折り紙衛星の伝説』創元SF文庫、2015年6月30日 / 初出は私家版短編集『人間のスケッチ』)
  • 「処方箋受付」 (中編、『早稲田文学』2015年夏号(第10次第11号)に寄稿、2015年5月9日)
  • 「処方箋受付」 (中編、『早稲田文学』2015年秋号(第10次第12号)に寄稿、2015年8月6日)
  • 「美女と竹林」 (『小説宝石』2018年2月号に掲載、2018年1月22日)
  • 「〔浅川綾子〕」(『Hayakawa Books & Magazines(β)』早川書房 に掲載、2019年7月19日)

関連書籍

脚注

  1. ^ a b 『紗央里ちゃんの家』著者情報より。
  2. ^ 『年刊日本SF傑作選 折り紙衛星の伝説』大森望著の各篇扉「著者紹介」より。
  3. ^ 織守きょうや澤村伊智最東対地堀井拓馬ゆずはらとしゆき、ササクラ(藍内友紀)、百壁ネロ円山まどか井上竜岩城裕明白井智之などが寄稿している

外部リンク