灘黒岩水仙郷
灘黒岩水仙郷(なだくろいわすいせんきょう)は、兵庫県南あわじ市(旧南淡町)灘黒岩に位置するスイセンの群生地である。日本三大群生地の一つ。
概要
諭鶴羽山から紀伊水道に続く斜面約7haに、約500万本のニホンズイセンが自生する。道路標識や看板によっては黒岩水仙郷や灘水仙郷とも表記される。
船山馨の小説『お登勢』のヒロインお登勢は灘黒岩の出身という設定である。水仙郷は淡路国が徳島藩の領地であった1820年代に、近隣の住民が海岸に漂着した球根を植えたのが始まり。兵庫県内のみならず近畿各府県からの観光客が訪れる一大名所となっている。
「スイセン属#群生地」も参照
交通アクセス
- 自家用車 - 神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから、県道31号及び県道76号(阿万バイパス・南淡路水仙ライン)経由で約30km。水仙郷までほぼ道なりに進んで行くことが出来る。
- 公共交通機関
周辺情報
- 慶野松原(国の名勝)
- 鳴門海峡(鳴門の渦潮)
- 南あわじ市滝川記念美術館玉青館
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