歴青

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。JAnDbot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月3日 (木) 07:41個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2) (ロボットによる 追加: an, be-x-old, el, en, fa, gl, he, id, ko, ku, ms, sh, sk, sr, th, tl, tr 変更: bg, pl)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

歴青瀝青、れきせい)は、天然または人造炭化水素からなる化合物、またはその化合物および混合物で、非金属誘導体などの混合物の一般的総称。ビチューメン(ビチューム、ビチウメン、Bitumen)、チャン (chian turpentine) とも呼ぶ。

天然アスファルトコールタール・石油アスファルト・ピッチなどの種類があり、二硫化炭素 (CS2) に溶ける特性がある。

製品

歴青材
石油蒸留残留物のアスファルトや、石油から得られるタールや石油由来の乳剤で、道路舗装用材料・防水剤・防腐剤・接着剤などに用いる。
歴青油
原油・天然アスファルト。


関連項目

  • アブラチャン(油瀝青) - 日本にも自生している樹木。幹に油分を多く含む。和名の「 - チャン」の部分が歴青の意。

参考文献

  • 鈴木勝王『ノアの方舟はなぜ沈まなかったのか』 エネルギーフォーラム(ISBN 978-4-88555-364-6