林謙治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年5月21日 (金) 16:17; 115.36.104.125 (会話) による版 (多すぎる内部リンク)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

林 謙治(はやし けんじ、1945年 - )は、日本医学者医学博士産婦人科医厚生労働省国立保健医療科学院名誉院長。松本賞受賞。

人物・経歴[編集]

東京都生まれ。1971年千葉大学医学部卒業。1975年千葉大学大学院社会医学系修了、医学博士。1978年厚生省国立公衆衛生院母性小児衛生学部研究員。1980年イェール大学医学部公衆衛生学科周産期疫学教室研究員。1986年国立保健医療科学院保健統計人口学部長。2002年国立保健医療科学院副院長。同年松本賞受賞。2009年国立保健医療科学院長。2012年国立保健医療科学院名誉院長。2014年退官、介護老人保健施設ベレール向島施設長。日本産前産後ケア・子育て支援学会理事長、北京大学医学部客員教授等も務めた[1][2][3][4][5]

著作[編集]

著書[編集]

  • 『十代の妊娠 : その諸相と問題点』自由企画・出版 1987年
  • "Prevention of blindness in Thailand"国立公衆衛生院 1988年
  • 『調査研究の考え方進め方 : 保健医療・看護に携わる人へ』(西田茂樹と共著)医学書院 1988年
  • 『学校保健マニュアル』(高石昌弘と共編)南山堂 1989年
  • 『望まない妊娠などの防止に関する研究 : 厚生省心身障害研究報告書 平成7年度』(編)厚生省 1996年
  • 『図解・人に聞けない前立腺・泌尿器の問題と解決』ハート出版 2000年
  • 『図解・人に聞けない性感染症の問題と解決』ハート出版 2001年
  • 『図解前立腺がんは怖くない! : 血液検査だけでがんがわかる「PSA検査」で早期発見を!』ハート出版 2004年
  • 『青少年の健康リスク : 喫煙、飲酒および睡眠障害の全国調査から』(編著)自由企画・出版 2008年
  • 『子どもをとりまく環境と食生活 : 妊娠期からのすこやかな発育・発達のために』(監修)日本小児医事出版社 2010年
  • 『産後ケアの全て』(監修)財界研究所 2017年
  • 『産後ケアを日本の文化に : 第1回日本産前産後ケア・子育て支援学会の記録 : 産前産後ケア事業の展開をめざして』(監修)ロギカ書房 2018年

訳書[編集]

  • B・R・マッキャンドルズ,R・H・クープ著『思春期 : その行動と発達のすべて』(監訳)メディサイエンス社 1985年

脚注[編集]

  1. ^ 千葉大学 , 医学博士 , 医博甲第520号 , 1975-03-25
  2. ^ 「毎日フォーラム・視点 日本産前産後ケア・子育て支援学会理事長 林謙治」毎日新聞2019年1月10日 09時57分
  3. ^ 産後ケアの全てアマゾンジャパン
  4. ^ 「林 謙治」researchmap
  5. ^ 「林謙治|プロフィール|」ローチケ×HMV&BOOKS online
先代
篠崎英夫
国立保健医療科学院長
2009年 - 2012年
次代
松谷有希雄