林家染八

林家染八（はやしやそめはち）は、上方落語の名跡。

林家染八（明治末期 - 1944年2月）本名∶金谷伊太郎。最初、四代目笑福亭松鶴の門で鶴瓶、後に師・松鶴が芸界を離れたため、二代目林家染丸の門で染八となった。性格はまじめで実直で諸派を変えることなく花月の寄席に20年以上出演した。得意ネタは珍しい物が多く「地獄八景」「池田の猪買い」「大阪名所」「常太夫義太夫」等がある。アルコール中毒で死亡。
林家染八 - 後の五代目林家小染

林家染八（はやしやそめはち、1992年 10月14日 - ）は、大阪府大阪市出身の落語家（上方噺家）。上方落語協会会員。本名∶上村勘太朗。

来歴・人物[編集]

5代目林家小染の実子で一番弟子。寄席囃子三味線奏者の入谷和女は母、3代目桂あやめは叔母。花詩歌タカラヅカでの芸名は「河掘じゅにあ」（現在は卒業）。

興國高等学校卒業後、2011年 6月1日に5代目小染に入門。父の前名である染八の名を授けられた。

吉本興業との関わりが深い染丸一門の中では珍しく、松竹芸能の劇場（現在はDAIHATSU 心斎橋角座）に出演したり同社所属の落語家との共演が多い。吉本所属歴はなくフリーだったが、2021年よりOFFICE MINAMIKAZEに所属。