松日橋

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松日橋


上流右岸から見る松日橋

地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岩手県気仙郡住田町
交差物件 気仙川
用途 歩道橋
管理者 松日橋受益者組合
竣工 1698年以前
座標 北緯39度10分52.9秒 東経141度33分2.8秒 / 北緯39.181361度 東経141.550778度 / 39.181361; 141.550778座標: 北緯39度10分52.9秒 東経141度33分2.8秒 / 北緯39.181361度 東経141.550778度 / 39.181361; 141.550778
構造諸元
形式 桁橋
材料 スギクルミクリ
全長 約40 m
約50 cm
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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松日橋(まつびばし)は、岩手県気仙郡住田町にある、国道340号側と対岸の集落を結ぶ、気仙川に架かるである。

概要

松日橋を左岸側から撮影

かつては右岸側の集落から左岸側に田畑に渡るために用いられた。1698年元禄2年)作製の絵図から当時既にあったと考えられている。流れ橋構造のため、洪水の時には損傷を受けずに流される構造となっている。特に橋脚は木の太い枝が微妙に角度をつけて組み合わせられ、橋板を乗せて設置されている。この特徴により水圧によって安定し、普段の流れでは流されない。地元住民が管理する木製橋は減少しているが、流された後の復旧作業には一般人も参加できるなど、伝統継承への取り組みも見られる[1]

諸元

  • 形式 – 桁橋
  • 橋長 – 約40メートル
  • 幅 – 約50センチメートル
  • 用途 - 歩道橋
  • 使用材料 – スギ(桁)、クルミ・クリ(橋脚)

交通アクセス

脚注

  1. ^ 東海新報. “「松日橋」に関心を、29日午前9時から復旧作業”. 2018年10月14日閲覧。

外部リンク