杉田敦 (美術評論家)

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杉田 敦 (すぎた あつし、男性、1957年 - )は、日本美術評論家美術批評家東京総合写真専門学校講師、女子美術大学教授

人物

名古屋大学理学部物理学科卒業。名古屋大学では素粒子物理学を専攻。東京工業大学像情報研究施設に2年間在籍。1994年に東京総合写真専門学校講師、のち2005年に女子美術大学芸術学部基礎教養系助教授、2010年から女子美術大学芸術学部美術学科芸術表象専攻教授。

科学哲学人工知能美学に関する評論をおこなう。

現代美術作家について考察。

またポルトガル、特にリスボンアソーレス諸島の、文学、映像、アートなどにも詳しい。

2002年から現代美術、写真、映像を中心としたレンタルスペース 「art & river bank」(ディレクター)をフードコーディネーターである杉田里佳とともに夫婦で運営している。

「art & river bank」と女子美を絡めた活動もしている。

著作

  • メカノ(青弓社、1991年)
  • ノード(青弓社、1993年)
  • リヒター、グールド、ベルンハルト(みすず書房、1998年)
  • 白い街へ リスボン、路の果てるところ(彩流社、2002年)
  • アソーレス、孤独の群島 ポルトガルの最果てへの旅(彩流社、2005年)
  • ナノ・ソート 現代美学、あるいは現代美術で考察するということ(彩流社、2008年)
  • アートで生きる(編集)(美術出版社、2010年)
  • inter-views(編著)(美学出版、2011)

受賞歴

  • da Ordem do Mérito(ポルトガル勲章、2010年)

関連項目

外部リンク